学校案内
鶴高ホームページをご覧の皆様、こんにちは。HP作成担当の『中の人』です。「9月になって最近涼しくなってきましたね」と季節の挨拶を申し上げたいところですが、とにかく毎日蒸し暑い!日本の気候はどうなってしまったのかと思う『中の人』でありますが、果たしてこの状況は日本だけのことなのでしょうか?海外でも同様に異常気象の報道を耳にしますが、世界の状況はどうなっているのでしょうか?そんな現代世界の事柄に目を向けて、社会の動向を踏まえて自分たちの生活面との関連を学ぶ科目が「地理探究」です。今回はそんな地理探究の研究授業の様子をお伝えします。
9月17日(火)、本校の藤田教諭が2年文系クラスの地理探究の時間に研究授業を行いました。本時はマクドナルドのハンバーガーセットを題材にして、アメリカの「企業的農業」や「企業的牧畜」の特徴を理解することをねらいとして授業が行われました。授業ではGoogle Earthを用いて実際のアメリカの農業の様子を映像で確認したり、教科書や図表を確認しながら、どのように農業経営がなされているのかを学びました。
本単元では、生徒は、気候や宗教を知り、そのうえで農業の発達や栽培する作物、飼育する家畜についての特徴を学びます。さらに、場所や人間と自然環境との相互依存関係等に着目して、そこで生じる課題を追究したり解決したりする活動に取り組みます。本研究授業は、その単元目標を軸に、ICTの活用はもとより、各種資料の読み解き、プリントを用いた知識の整理、ペアワークによる意見交換および意見の共有等、多岐にわたった活動を通じて地理的考察を深めるよう展開されていました。今回の地理探究の研究授業は、『中の人』にとって知識としても授業展開としても学びの多い研究授業でした。
【おまけ】農業経営の説明でパイナップルを例に出して話をしていましたが、話の流れで「酢豚にパイナップルが入っていても気にせず食べれるか?」という議論になりました。皆さんは、どっち派ですか? ※ちなみに何のために入れるかは承知しています。