
学校からのお知らせ

12月22日(金曜日)、壮行会に続いて2学期の終業式を行いました。
式辞では、渡邊芳和校長先生が「やっと2学期の終業式を迎えることができました。2学期は台風被害があり
様々な学校行事もあり、とても忙しく時間に追われた2学期だったように思えます。その中で災害に遭って
津久見高校の生徒が地域のボランティア活動に勤しんでくれました。市民の方々から大変感謝されております。
津久見高校は地域の方々に普段からいろいろお世話になっています。商業科で取り組んでいます「つくみ蔵」
でお世話になっているお店に生徒が手伝いに行って、お店を綺麗にしている姿を見て、お店の方が元気をもらい
被災から立ち直ることができたという話を聞きました。また、お店の方からは「3年生はお店が水害でお菓子作り
ができなかったので、時間があるときにお菓子作りをさせてあげたい。」との言葉もいただきました。
また、12月18日にJRが復旧しました。今まで当たり前のように利用していたJRが使えなくなり、とても大変
でした。いかにJRの良さ、JRにお世話になっていたことを実感したかと思います。
昨日、JR臼杵駅の駅長さんがお礼に見えて「津久見高校は災害で不通になっている中で通学する生徒達が協力し
てくれたことに感謝します。代行バス最終日には、津久見高校の生徒が温かいコーヒーを差し入れしてくれました。
大変感動しました。ありがとうございました」ととても感謝されていました。
コーヒーを贈った生徒の、人に対する感謝の気持ち、気遣いの気持ちは、きっと将来その生徒を助けてくれるもの
と思います。是非みなさんも感謝の気持ちを持って、気遣いのできる人になってほしいと思います。
また大変な中、3年生は進路決定に向けて頑張りました。結果はいろいろです。良い結果を出すのも自分であるし、
得た結果を良いものにするのも自分次第、大事なことは自分の目標に向かって一生懸命頑張ると言うことです。
「目標も一つの理想図である」
目標に向かって頑張っていく、その過程も材料でありますし、結果も材料です。
到達するしないにかかわらず、その先にまた目標が見えてきます。大事なことは、日々自分のために一生懸命頑張る
ということです。皆さんは、高校に入るのが人生の終わりではないはずです。就職することが人生の終わりでもない
はずです。もちろん進学することもそうです。みなさんの長い人生の中での一つの目標のはずです。
目標をより良いものにして、さらに自分の人生を豊かにする。そのために一生懸命頑張る。その姿勢を持ち続けて
もらいたいと思います。まだこれから進路を決定していく生徒の皆さんには、良い結果が出ることを願っています。
1・2年生は、進路決定に向けて是非頑張ってほしいと思います。皆さんの頑張り次第でいろんな未来があります。
その未来を自分で切り開く、具体的に踏み出す、そういう力を持って自分自身で内面の力をつけていって下さい。
年末年始、からだに気をつけて、元気よく新年を迎え登校してくることを期待しています。」と語られました。