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学校からのお知らせ

「令和時代の『気力・闘志・根性』」
2020年07月21日

「気力・闘志・根性」このキャッチフレーズに見覚えはありますか?

在校生はあります(あるはずです!)。体育館のステージ右横に備えられているボードに縦書きで書かれています。8年前に新しい体育館になった時も、旧体育館から引き継がれました。このボード、いつの時代に誰の手によって作られたのでしょうか?

最近、それが判明しました。本校のある同好会で、指導のお手伝いをしていただいている卒業生の方が高校2年生の時に、生徒会によって作られたものと判りました。ご本人は、当時生徒会副会長であったとのことで、まだ体育館にあるのを見つけ感慨深いものがあったそうです。前から、このキャッチフレーズには昭和の臭いを感じておりましたが、東京での1回目のオリンピックが開催された頃に作られたことになります。

私は小さい時に、東京オリンピック後のいわゆる「スポ根ドラマ」に、はまりました。星飛雄馬が「重いコンダラ」(「思い込んだら」が正しいです)を引き、うさぎ跳びをする世界。「気力・闘志・根性」は、まさにその時代を映し出しているようにも思いますが、当時の生徒会の方に、設定理由を詳しく聞いてみたいものです。

この三つの熟語は、令和の今も色々なことを教えてくれます。例えば、闘志の「闘」。この「闘う」には「相手の力につぶされないように立ち向う」という意味があります。社会全体が新型コロナウイルスに翻弄されている今。当たり前と思っていたことが、実は全然当たり前ではなかったということに多く気づかされました。「新たな日常」に、不自由さを感じている人も多いでしょう。まさに、社会全体が「新型コロナウィルスの力につぶされないように立ち向い」絆が分断されないよう頑張る時代、と言えるかもしれません。

毎年当たり前の様に行われていた、インターハイや野球の全国大会、吹奏楽コンクール等も中止となりました。全国の高校3年生が、これまで頑張ってきたスポーツ活動や文化活動に、どこで区切りをつけるか、大いに悩みました。本校も例外ではありません。3年生の一人ひとりの「闘い」と「決断」に敬意を表します。様々な活動を通して出会った仲間との絆を大切にし、この困難を乗り越えていこうという姿勢は、一生涯の宝になると信じています。

竹田高校 西山和孝