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校長室

修学旅行にて
2017年01月11日

昨年12月、平成28年度の修学旅行として、昨年度に続き福島・東京を訪れました。

今年度も感動を深く受けた修学旅行になりましたが、そのうち2つのことを紹介させていただきます。

 

〇謝辞

旅行第2日の夜、福島民友新聞社 編集局次長の小野広司氏から震災についての講演をいただき、復興に向かう福島県の現状について学びました。

その講演の後、生徒代表が謝辞を述べました。その謝辞は、用意されていたものではなく、もちろん原稿などなく、講演を聴いて感じるままをぽつりぽつりと語るものでした。福島に入って2日目、純粋な生徒の気持ちを表している内容だと感じましたので、ここで紹介します。

 

<生徒代表 松成蒼汰さんの謝辞(録音を起こしたもの)>

 

本日はお忙しい中、私たちのためにこのような講演を開いてくださりありがとうございました。

東日本大震災当時、私は小学校5年生で、下校して家に帰ってテレビをつけると震災のことをやっていてそれで初めて知って、それから1週間はどのチャンネルに合わせても震災のことしか扱ってなくて、すごい大きな惨事になったと思ったことを今でも覚えています。

それから中学で震災学習をしてきたことで、東日本大震災については理解を深めてきたつもりでした。しかし、昨日のいわき海星高校との学校交流や、今の講演などを通して、実際に福島の人に直接話を聞くということは、今まで一度もなくて貴重な体験となりました。

私はここ福島にきて、料理もとてもおいしいし、いい人ばかりだし誰もが一生懸命でとても素晴らしい場所だと思いました。その魅力を知らないがために、理解が乏しいがために、そういった風評被害やさきほどのような事例が起こるのだと思います。

その解決に関して、私は何もできないかもしれませんが、まずは地元大分に帰って家族にここ福島で感じた魅力、福島のことを伝えていきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。

                     さきほどのような事例 :福島から横浜に避難してきた児童がいじめを受けた事例

 

〇書簡

以前紹介させていただきました本校卒業生の小野邦子さんからのご芳志を、今回の修学旅行の研修費の一部に使わせていただくことを、旅行前に学年主任が生徒に話していました。

一人の女子生徒が、修学旅行から帰ってきて、お礼や研修の感想をしたため、小野さんに便箋4枚にも渡る手紙を書いていたということ、さらにその手紙に対し小野さんから礼状をいただいたということ。

修学旅行を通して新たに生まれた高田高校の先輩と後輩のつながりを私は後になって知り、本当に胸が熱くなりました。

 

                                         校長 林加代子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さきほどのような事例 :福島から横浜に避難してきた児童がいじめを受けた事例