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校長室

平成31年度あいさつ
2019年04月02日

ごあいさつ

 佐伯鶴城高校は今年度、創立109年目を迎えました。「文武両道」の校是に県南の進学拠点校として、「自治 信愛 剛健」の校風のもと、伝統の継承と更なる発展に向け邁進いたします。今年度もどうぞよろしくお願い致します。

◎ 「自立した18歳」をめざして

 高等学校は、社会的に一人前になるための最終仕上げのときです。佐伯鶴城高校のミッションは、地域を支えるリーダーとなる人材、または日本や世界で活躍する人材の育成です。この激動の社会でリーダーとして活躍するためには、自ら考え行動する力、そして豊かな感性で発想し創造する力が必要となります。そういった意味も含めた高いレベルでの「自立」をすべての生徒に身につけさせ、「自立した18歳」として社会に送り出していきたいと願っています。

◆地域の進学拠点校として

 平成30年度卒業生は、大分大学医学部、九州大学等の難関大を含む国公立大学88名の合格、さらに難関私立大学にも多数合格者を出すという実績を残しました。目標を高く持ち、計画的に努力してきた生徒たちに敬意を表するとともに、支えてくださったご家庭の教育力に感謝いたします。
 また、生徒の進路目標達成のため、同窓会の皆様からご支援を受けてのオープンキャンパスへの参加や、早朝学習、土曜講座、休日の学校開放、「MSタイム」と銘打った放課後自主学習などの取組だけでなく、教職員も一丸となって生徒の意欲や習熟の度合いに沿った丁寧な学習指導に取り組んできました。これらすべてのものが結実しての結果であると思います。

◆「文武両道」を目指して

 校歌の中にも「日夜技を練り文を練る」とうたわれているとおり、開校以来の校是として「文武両道」をめざしています。大学進学に向けた学習と特別活動の両立は簡単なことではありませんが、それにあえて取り組むのが「鶴城魂」です。平成30年度は水泳部の県総体優勝、野球部の県選手権優勝をはじめ、陸上部、剣道部、体操部、ソフトテニス部、バレーボール部、弓道部など多くの運動部が県大会において上位に進出し、さらにインターハイや九州大会などに出場しました。また、文化部においても科学部、新聞部、吹奏楽部など多くの部活動が活躍しています。また、部活動に限らずたくさんの生徒が地域のイベントやボランティア活動など社会貢献活動にも積極的に取り組みました。90%を超える部活動加入率と優れた戦績、これを学習活動と両立させることが鶴城生にとって当然の価値観であり、誇りとなっています。

◆地域に信頼される学校を目指して

 清潔で好ましい服装や頭髪、感じのよい元気な挨拶。「若者として当然の在り様は、必然的に地域からの信頼と信用を生む」という考え方を生徒たちも良く理解し、行動してくれています。「鶴城生のマナー」を全員が身につけ、自立した社会人に成長すべく、学校全体で取り組んでいます。
 

◆「学び」の更なる高みを目指して

 平成29年度から、文部科学省の指定を受け、5年間のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の取組を開始しました。事業開始3年目の今年度は、全校体制での取組になります。新たな価値の創造と積極的に挑戦する能動的態度をはぐくむことを目的とした「RIASプロジェクト」として、学校設定教科「創生探究」による探究活動や防災に関わるハワイ研修、先進科学技術を学ぶつくば・東京研修、地域の産業界と連携したキャリア研修等、高いレベルの科学的探究や地域探究に取り組みます。さらには、全国から注目されている地元幼・小・中学校と連携した13年間にわたる探究型カリキュラム「ふるさと創生プラン」の開発と実践に取り組みます。
 このSSH事業は、ものごとを科学し、探究する力を身につけることを目的としています。もちろん、それは理系・文系を問いません。そしてそれにより、生徒たちがこれからのグローバル社会で活躍していくための「確かな学力」を身につけることができるでしょう。
 佐伯鶴城の生徒は、グローバル化が進むこの社会でリーダーとして日本を支え、世界の平和と発展を支える人材として活躍するだけでなく、グローバルな視点を持って地方創生に貢献できる人材として大分県や佐伯市を支える役目も担ってほしいと強く願っています。

平成31年4月1日
大分県立佐伯鶴城高等学校 
校長 志賀 信幸