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学校からのお知らせ

『心の絆』(校長通信)第43号「寒風吹きすさぶ『強歩大会』」『スパートの季節』
2014年02月07日

42号で、『鶴城新春俳句大会』の審査結果を発表したが、1年生の大量応募があり、追加審査をした。応募は89人分、作品は100を越える数となった。

・大晦日 課題と一緒に 年を越す

・増税に 反比例する お年玉

に、次の10作品をノミネートすることにした。

・ペダルこぐ 低い朝日に 白い息

・ほほ撫でる 風にほのかに 春感じ

・春の道 大きく広げた ストライド

・青空と わたしの間に 風光る

・先越され 見守るばかり 猫の恋

・春の風 不安な自分の 背中押す

・秒速五センチ 春はゆっくり 過ぎて行く

・桜見る あなたの隣で あなた見る

・春の日々 夢とうつつを 来し行きし

・日の光 浴びて顔出す つくしかな

2543.jpg女子スタート風景

卓球部2人の作品と比べてみても、この10人の俳句もなかなかにいい。いずれも、君たちの日常の中で、感じ取ったことや、情景を切り取って、俳句に仕立て上げてくれた。ほかにも惜しい作品はたくさんあったが、私の目で作者の「個性がキラリと光る」俳句だと感じた物を選んだ。

これで1年生の部は、激戦となった。よって、表彰作品の発表は、来週となった。ここからさらに選考を重ねる。結果をお楽しみに。

冬来たりなば春遠からじ」と言ったものの、『強歩大会』を境にして、寒さがいっそう厳しくなった気がする。体力を失った時に、風邪などのウイルスが体内に侵入するらしい。今週末から来週にかけては、要注意である。大分ではインフルエンザの患者数が、かなり増えている。3年生にも風邪やインフルエンザが流行らなければ良いのだがと心配する。私立大学の入試が始まった。受験には、体力とそして忍耐力も必要だ。君たちの頑張りを下級生も見守っている。

その『強歩大会』の結果が私の手元にある。「寒さにも、そして自分に負けないこと。」と、レース前に話をした。残念ながら私は出張で、みんながゴールするところは見られなかったのだが、男子のトップは2-4の成迫皇太くん(1:12:40)、女子は2-6の水口未央さん(53:43)だった。特に女子の1・2位のタイム差は、1秒。惜敗した2位の1-2の疋田知里さんも立派でした。まさに『激戦』。そして、全員が制限時間内にゴールできたのが素晴らしい。『ハナマル』をあげよう。

2543の2.jpg男子スタート前の緊張

激戦そして緊張感と言えば、「バレンタインデー」は、男子生徒にも贈る女子の方にも、緊張感は付きものかもしれない。新聞部がそのバレンタインデーを特集し、アンケート結果も載っていたが、「女子は、義理チョコに『賛成89%」とあった。「義理チョコでも仲が良い人なら贈りたい。もっと交流を深めたい。」とのインタビューもあった。

平日は準備が大変」というのは、鶴城生の実態を良く表していて興味深かった。本校の女子生徒は手作りチョコを準備しようとしているからだ。男子諸君は、週明けまで、気長く待つことが必要かもしれない。

その新聞には、日本の古くからの伝統行事として「節分」をコラムの『触角』で取り上げていた。古き良き伝統を、受け継いで行くことが必要と書いてくれていた。若者が、こんなふうに行事や儀式を大切にしてくれるというのは大人として嬉しい。俳句もそうだ。二月は「逃げる」と言う。(1年で1番短い月だ。)では、「三月は○○」。(○○には、どんな言葉が入るか、考えてみてほしい。分かれば応募を。)

最初に紹介した、俳句に「ペダルこぐ低い朝日に白い息」は、こんな厳しい季節の朝にピッタリの俳句と言える。こんな感性を1年生が持ってくれているのが嬉しい。また「春の道大きく広げたストライド」には、強歩大会に向けての練習風景を詠んだものかと思われる。日常の光景を、自分自身の目や感覚でとらえること、自分の周りを鋭く観察することが大切だ。

強歩大会に先だって、全校集会の中で、『壮行会』を行った。その際に、今週でチェコに帰国するヤナさんが挨拶をした。その原稿はひらがなと漢字書きだったそうである。1年間の鶴城高校での生活で、日本語があれだけ上達したのである。鶴城生も負けてはいられない。私も、この通信を年間50号に乗せようと、スパートをかける。 (2/7)