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学校からのお知らせ

『心の絆』(校長通信)第38号『仲間がいるからがんばれる』「新年の誓い」
2014年01月08日

『名づけられた葉』  新川 和江

ポプラの木には ポプラの葉

何千何万芽をふいて

緑の小さな手をひろげ

いっしんにひらひらさせても

ひとつひとつのてのひらに

載せられる名はみな同じ <ポプラの葉>

 

わたしも

いちまいの葉にすぎないけれど

あつい血の樹液をもつ

にんげんの歴史の幹から分かれた小枝に

不安げにしがみついた

おさない葉っぱにすぎないけれど

わたしは呼ばれる

わたしだけの名で 朝に夕に

 

だからわたし 考えなければならない

誰のまねでもない

葉脈の走らせ方を 刻みのいれ方を

せいいっぱい緑をかがやかせて

うつくしく散る法を

名づけられた葉なのだから 考えなければならない

どんなに風がつよくとも

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始業式に紹介した詩だ。

文武一徳」「敢為邁往」「自他共愛」と、前号で『鶴城新世紀四訓』を3つ紹介した。

仲間がいるからがんばれる》(昇降口黒板より)

想像力」を鍛えることが「思いやり」につながり、自分は他者から支えられているという「感謝」の念を忘れないでほしいとも述べた。

ここで、「人権講演会」(11/27実施)の感想文を紹介したい。君たちから、講師である浅利さんへのメッセージとも言える。まず1年生代表。

「鶴城高校出身で大分合同新聞にコラムを載せている浅利さんは、私にとって身近な存在でありながら、尊敬できる方です。日本と世界を糀で結んでいる浅利さんのお話を聞くことができたことをまず喜びたい。今回、『命を輝かせて生きる』というテーマで浅利さんがお話をして下さいましたが、浅利さんの視野の広さに驚きました。『いただきます』という言葉の大切さ、食を通じて世界に平和をもたらしたいという浅利さんの思い。『自分は命をいただいて生きているのだから、もっと頑張らないといけない、自分が考えていること、やろうとしていることはまだまだ小さい』ということに気づきました。また、浅利さんのおっしゃっていた『人生計画』を一度じっくり考えて、自分自身を見つめ直す必要性を感じました。浅利さんの娘さんが、おっしゃった『あなたには無限の可能性がある』という言葉も身にしみています。今までの自分の行動をかえりみると、自分の可能性を否定したことが、数多くあったなと痛感します。今回の講演で浅利さんが最も力強く話されていた『読書の力』。私は読書が好きなので、これから、今まで以上に多くの本を読み、学びたいと思いました。『広い視野を持ちつつ、自分の可能性を信じて、今するべきことにしっかり取り組む』ということが今回の講演を通して感じたことです。このことをしっかり胸にきざみ、これからの人生を進みたいと思います。」(1-5・Sさん)

素晴らしい感想文を書いてくれたと感心している。それほどのインパクトを鶴城生に与えた講演だった訳だが、『鶴城新世紀四訓』の四つ目に「進化創造」がある。先輩でもある浅利さんから、たくさんの示唆をいただき、鶴城生一人ひとりの生き方、考え方に大きな変化が起こったと感謝するばかりである。

ここで、新川和江の「名づけられた葉」に戻るのだが、講演の中に出てきた「君たち若者には無限の可能性がある」の箇所と呼応する。「誰のまねでもない葉脈の走らせ方、刻みの入れ方」は、君たち一人ひとりの生き方として考えてほしい箇所だ。どんなに風が強くとも、それに立ち向かい、そして克服する力を身につけてほしい。『進化創造』とは、名付けられた葉である君たちへの使命であるという自覚を、これを機会に持ってくれたら嬉しい。

・雪のよに知識を積もらせいざテスト

・あたためる心と体おぞうにで

・これからがほんとの勝負だ受験生

2年1組団体応募作品。1句目、「よに」には、「夜」と「よう」が掛けられている。冬休みをどのような覚悟をもって過ごしたか?3年生のラストスパートを下級生も見守っている。がんばれ3年生。(1/8)