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学校からのお知らせ

『心の絆』(校長通信)第25号(199号)『台風24号の贈り物』「継続することの意味」
2013年10月16日

台風24号はやはり来た。大分にはほとんど被害がなかったのは幸いだったが、各地に大きな爪痕を残した。今度は26号だと言うが、こちらは九州には影響がなさそうで、ほっとしている。先週は台風によって、丸一日学校を臨時休校せざるを得なかった。

影響と言えば、金木犀の香りを嗅ぐことがなかった。これも台風のせいだと少し恨めしい気持ちになる。

しかし、「転んでもただでは起きない」と、臨時休校にした日の『家庭学習調査』を、次の日に急遽実施した。その結果、色々なことが見えてきた。

その1.「まさか、0時間はない。」と、鶴城生を甘く見ていたが、強者(つわもの)がいた。(調査項目に、0時間は入れていなかった。)

1年生6名、2年生1名、3年生1名 計8名

その2.「7時間以上学習した生徒」はどれくらい?

1年生2名、2年生0名、3年生81名 計83名

さすがは3年生、7時間以上家庭学習した生徒は、学校の日課表の7時間に、プラスの勉強をしている。そんな生徒が、学年全体の3分の1。その反面、2年生はMax6時間が2人というのは寂しいか。

その3部活動生の実態は?と某運動部を特別調査。

1時間未満・・・3名

2時間未満・・・6名

3時間未満・・・1名

4時間以上・・・4名

1・2年生合計14名の調査であるが、この中で4時間以上勉強した4名は、いずれも1年生だという。

これらの調査結果から分かること。目的意識のしっかりとした3年生には、この一日が有効に使えたし、逆に休校の決定を伝えた時に「やったー!」と、大声をあげて喜んだような生徒は、勉強ではなく、体の休養に充てたのではないかと推測できるが、果たして?

しかし、1・2年生には、良い手本ができた。3年生が1年後、2年後の「あるべき姿」を示してくれた。現状から、どう先を見通して頑張れるかだ。「文武両道日本一」を目指す鶴城の部活動生が、臨時休校となった丸一日の学習時間が、1時間未満というのでは困る。「がんばれS泳部」。生徒諸君のご協力に感謝。

夏を惜しむ」俳句第7弾3年1組の作品から。

・気がつけば辺りが暗い帰り道

・夏休み花火のように終わる夏

・MS中ふと外見れば夕日入り

気がつけば」のように、何気ない日常での気づき、季節の変化を詠むのが俳句。「花火のように終わる夏」という比喩は、他の人の句にはなかった発想。

続いて4の作品。4組は2度目の登場となるが、更に面白い句が見つかったので、いくつか紹介する。

・いつのまに緑がこがねにかわっちょる

・筍のようには成績俺伸びず

・稲妻が落としてさらりすすきの香

・秋の夜にのみかわそうか濁り酒

・教室の中の空気がおもくなる

・草木伸び志望校までつれていけ

「こがね」は「黄金」とすると「」との対比がハッキリとしていい。「かわっちょる」と大分方言を使ったのも面白い。「稲妻が」は、「さらり」の使い方や「すすきの葉」でなく「」とした点が個性的。危ないのは「濁り酒」の作者。甘酒は良いが、濁り酒は、ちと早い。「教室の」は、無季俳句へのチャレンジで、受験モードに突入した教室の空気の変化を詠んだ。

夏に別れを告げ、3年生にとって正念場がやってきたが、「風立ちぬ」は、そんな決意の言葉だと先週は述べた。その決意を、臨時休校日の「家庭学習時間調査」で知ることができた。3連休も、その調子で乗り切ったと信じたい。『がんばれ3年生

校長通信2525.jpg 昇降口黒板

左上の第25号の右側の数字(199号)に気づいてくれた人が、どれくらいいただろうか。昨年度は、鶴城高校で発行した『校長通信』が100号に達した。その後の発行と、前任校での『校長通信』71号とを合算すると、この号で199号となる。そして、次の号でなんと『200号』達成となる。

今週金曜日に、その記念号を出す予定。間に合うように、メッセージが届けられたら、掲載する。「継続は力なり」を、今後も「継続」する。「志を貫け」と昇降口には檄文もある。    (10/15)