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学校からのお知らせ

『心の絆』(校長通信)第16号『3年生に夏休みはない』「終業式訓話より」
2013年07月25日

まずは「最後まで戦い抜くど根性」を掲げ、シード校の楊志館を倒しベスト8に進出した野球部の健闘を称えたい。そして、応援に駆けつけた生徒諸君の奮闘も光った。選手とスタンドが一体となった応援に、スタンドから拍手も起こった。

上野の野球部の保護者から、私宛にこのようなメールが届いたので紹介する。

「息子が上野の野球部の2年生で、応援の日々を送っています。先日の上野と鶴城の一戦は、息詰まる熱戦でした。鶴城のスタンドの応援が、良くまとまっていて3塁側からつい写真を撮ってしまいました。もし良かったらということで、送信させていただきます。しかし、鶴城はまとまりのある爽やかな、いいチームですよね。昨秋、佐伯まで1年生大会で行った折りも、礼儀正しいチームだと感じていました。今日は決勝戦、鶴城の分まで戦います。」

校長通信2516.jpg 応援風景

これが、鶴城の応援風景だ。相手側から見るとこうなる。また、このように応援が、そして野球部が評価されているのが嬉しい。残念ながら、上野も決勝では敗れてしまったが、この準々決勝での戦いは、両校にとって記憶に残る一戦であったに違いない。その主役は野球部だが、応援の生徒達にも拍手を送りたい。

この日2年生も頑張った。2年生は、だいぎんドームで行われた全国総体のリハーサルがあり、マスゲームに参加し野球の応援にはいけなかった。同級生の野球部員も多く、応援に参加したいと思う人もいたに違いない。そして、野球部員も勝って同級生に試合を見て貰おうと頑張った。死力を尽くしての勝負には惜敗したが、貴重な財産ができたと思いたい。

野球にはファインプレーがつきもの。もう一つのファインプレーを紹介しよう。

「先日の上野丘高校戦のあと、球場前で鶴城の生徒が集合場所に向かうために、上野丘の保護者の前を通りかかったとき、選手達が口々に『ありがとうございました』とあいさつをしていました。すばらしい光景に胸が熱くなりました。今の鶴城を象徴するシーンだと思います。いい選手、いいチーム、かって勤務していた者としてうれしくも、誇らしくもありましたので、是非お伝えしようと思った次第です。」

こちらは、過去に鶴城に勤務したことがある旧職員からの便り。このように、君たちが見られているのを知り、校長としても嬉しい限りである。それもこれも、野球部の活躍があったればこそだ。『熱き、夏の思い出』を鶴城生が共有できたことに感謝したい。

さあ、終業式を迎え、いよいよ『夏休み』と行きたいところだが、その終業式訓話で、3年生に言ったように、「受験生に夏休みはない」。プラトンの「魂の中に残る学習」、ダビンチの「自らの欲望に従って勉強をせよ」と言う言葉を先週紹介した。夏休みには、主体的な学習への取り組みを大いに期待したい。

そんな3年生の『夏休み』を題材にした俳句を、終業式で披露したが、あまりに素晴らしいので、ここに再掲する。

・かき氷 今年は食ってる ひまはない

・勝負の夏 花火は音だけ 受験生

・「夏休み」 私の辞書には 載ってない

・人生を 決める瞬間 夏休み

恒例の校長室掃除当番の作品。4人が3年生を代表してこのように俳句を創作した。それぞれに、夏休みを迎えるにあたっての決意が込められている。

「この夏で苦手教科を克服しなければ、進路実現は不可能である。必ず毎日参考書と向き合い、問題集と格闘して、過去問で満足できるだけの点をたたき出す」と、一人は具体的に自分の戦略を述べてくれた。

訓話では、1年生に向けて、チーム鶴城の一員となった自覚をもとに、「規則正しい生活習慣を崩さないように」、2年生には「部活動や学校行事の主役であるという自覚を持って行動せよ」と言った。まずは、今日から始まった補習を乗り切ろう。

壮行会で、総体に出場する体操・陸上・水泳部、全国総文に出場の科学・美術・新聞部を激励したが、前回壮行会をした吹奏楽部のコンクールが明日に迫った。吹奏楽部は野球部に、素晴らしい応援のエールをくれた。悔いの残らない演奏を期待する。

(7/25)