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学校からのお知らせ

『心の絆』(校長通信)第47号(98)『万作の花』「学年末考査終わる!」
2013年02月22日

嬉しい葉書が届いた。早速紹介する。

「前略 末っ子が3年生の頃よりHPを時々覗いております。当初は、部活の行事のみでしたが、校長先生の『心の絆』が掲載されるようになりまして、楽しみが増えました。

家族全員卒業生ですが、同じ高校生活でもそれぞれの時を過ごした時代があり、思いは全然違います。実を言いますと、私の思春期はコンプレックスの固まりで、高校生活はあまり楽しいものではありませんでした。(笑)でも、貴校に進学しましたおかげで職業婦人としての私があります・・・し、同じ時を過ごした仲間が全国で頑張っています。年齢を重ねた事により、家族全員が、この高校を卒業した事を、誇りに思うとともに感謝しています。

また、校長先生の『心の絆』在校生を思う気持ちがあふれており、毎回楽しみに読ませて戴いています。後輩のますますの活躍を楽しみに、今後もHPを覗かせていただきます。かしこ」(『心の絆』愛読者より)

他人のためにも言葉を」と言ったが、『思い』が行き来し心が通うのは嬉しい。『心の絆』の意味はここにあると書いたら、このような葉書が届いた。お子さんの卒業後も、こうして鶴城のことを、在校生のことを思ってくれている。名前と住所がないので、『心の絆』上でお礼を述べる。感謝の気持ちで一杯です。

同じく、言葉は人間の間を行き来し、心を運ぶツールだ。卒業生へのメッセージ第4弾

「わからないことばかりの毎日。その日々の中、身近な道標は先輩方でした。優しく、時に厳しく接してくれた姿は、今でも憧れです。勉強や部活に関するアドバイスも、ささいなおしゃべりも、全てが素敵な思い出です。先輩方の大きな背中は、まだ少し遠いですが、いつか追いつけたら・・・と思っています。ご卒業おめでとうございます。先輩方の卒業はさみしいですが、先輩方に追いつけるように頑張ります。今までありがとうございました。この先、笑顔と希望の花が、先輩方の未来を彩りますように」(Sさん)

卒業生への感謝の気持ちが溢れていて、こちらとしても、読んでいてすがすがしい気分になれる。これも一つの送辞、贈る言葉になる。

今号には、『万作の花』とタイトルを付けている。

校長通信No47.jpg 万作の花

これが万作の花である。中庭にある樹で、1-4の窓の外に植えられている。この画像を持って、理科の小川先生に花の名前を尋ねた。さすがに、植物に詳しく、即座に「万作」と教えてくれた。また、由来は「春に先駆けて、真っ先に咲く」からだそうである。デジカメを持ち、春を探しに行き、「イイもの」を心のポケットにしまうことが出来た。

ネットで『まんさく』を検索すると花言葉は「霊感・ひらめき・直感・神秘」とあった。テスト前に君たちには知らせれば良かったか?(『後の祭り』と言う)また、起源も小川博士の言の通り、東北の人々が春の到来を告げるように咲く花を見て、(先ず咲く)→「まんず咲く」→「まんさく」となったか、『豊年満作』の満作から取った、の2説あると書いてあった。中国では、「金縷梅」と呼ぶらしい。近くで見ると金色の美しい花だが、意外と見過ごしてしまう人が多い。

46号で時間は有限である。「私が無駄に過ごした今日という日は、昨日死んだ人が痛切に生きたいと思った一日である」を言葉も紹介したが、出典が分かった。正しくは「あなたが虚しく過ごしたきょうという日は、きのう死んでいったものが、あれほど生きたいと願ったあした」であった。趙昌仁という韓国の作家の書いた「カシコギ」に見つけた。今、その小説を読んでいる。ちなみに『カシコギ』というのは魚の名だ。

命の尊さを自覚して、一日一日をしっかりと自覚して、過ごしていきたい。私の年頭の言葉は「希望を胸に、明日を生きよう」であった。「明るく、希望に満ちた明日を創造するために、今日を生きたい」と君たちに語った。3年生の卒業が近づくにつれ、春を知らせる花々が咲き始め、動物の動きも活発になり、木々は芽を出し、生き生きと動き始めた気がする。

さあ、卒業式の式辞には、何を書こうか。

まんさくや小雪となりし朝の雨  水原秋桜子

寒さは続くが、その先に「春」が来る。『冬来たりなば春遠からじ』がんばれ3年生!  (2/22)