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学校からのお知らせ

『心の絆』(校長通信)第42号(93)『立春』「春はそこまで」
2013年02月06日

校長通信No42の1.jpg 科学部の発表

先週は『鶴城文化週間』と銘打って、様々な部活動が取り組みを披露してくれた。その中で科学部も発表した。画像は金曜日の昼休みに行われたプレゼンであるが、科学部は、県の代表として今週末(10日)の「九州大会」に出場することが決まっている。

この日の反省点をもとに、より改善を加えて、大会に臨んでくれると思うが、自分達の研究を発表し、知ってもらうと同時に、他校の研究の良い点を吸収して帰ってきてくれるものと期待している。(メンバーは、2年生の上田さん向暁さん小嶋さんと、1年生は青木くん野々下くん疋田さんの6名である。)

その科学部とともに、県代表として、第9回JBAソロコンテスト九州大会に出場するのは、吹奏楽部2年の戸高さん甲斐さんと、1年生の藤田さんである。科学部と、この3名の出場する「九州大会」に向けた「壮行会」が、強歩大会の日に実施される。君たちの心からの応援が、彼らの後押しをする

文化部の活躍はまだあるので紹介したい。何号か前の校長通信で、新聞部の撮った写真(城山)を話題にした。その新聞部が、今週は大分合同新聞夕刊一面を飾った。(2/5「われら学校新聞部」)1年生の工藤さん、野村さんという二人だけの活動に、こうして大きなスポットが当たったのが嬉しい。今後の新聞部の活躍にも大いに期待したい。

青春に「」と「友情」はつきもの、自分の周りにそれぞれが異なる「夢」を抱き、努力する友がいる環境を『青春時代』と呼ぶと述べた。まさに、鶴城での生活はその青春時代そのもの。夢を叶えるために友と勉学に励み、部活動で心身を鍛え、個性に磨きをかけ、様々な活動を通して、友情は育まれるもの。

下記の画像は、『鶴城文化週間』の中で撮ったもの。3年生も今週からは仮卒となったものの、まだかなりの生徒が登校してきている。夢と友情を育てた3年間を、卒業を迎えたその時に、振り返ることになる。3年生にも文化部で活動した人も沢山いる。1・2年生にはその伝統を引き継いで、今度の入試で入ってくる後輩達に繋ぐという使命がある。

校長通信No42の2.jpg 書道選択生の作品

袖ひちてむすびし水のこほれるを

春立つけふの風やとくらむ

「古今集」所収、紀貫之の名歌であり、君たち若者にも是非知っておいてほしいと、私が思う日本の和歌の一つである。詞書(ことばがき)には、「春立つ日詠める」とあるから、このような時節にぴったりの歌ではないだろうか。この歌には、3つの季節が詠まれているが、さて、その3つの季節とは?

春は名のみの風の寒さや♪」は、唱歌「早春賦」の出だし。しかし作詞の吉丸一昌が、臼杵出身なのを、意外にも大分の人は知らない。君たちは知らなくて良い(古い歌なので)が、この歌を知っていて歌える、お父さんお母さんや、おじいちゃんおばあちゃんは知らないと思う。実際に尋ねてもらうと、私の言っている意味が分かる。(先生方にも聞いてみるといい)

ともあれ、『立春』とは暦の上だけのことで、厳しい冬の寒さは今後も続く。いや、これからが冬本番かもしれない。その冬の厳しさに立ち向かわなければならないのが、人間の宿命と言えば大げさか。厳しい冬を乗り越えることで、春を迎える喜びは大きくなる。君たちにも明日は、「強歩大会」が待っている。

「自己の体力及び精神力を把握することにより、日常生活における運動の必要性を理解するとともに、健康な体力の保持育成に努める習慣を養う。」が、強歩大会の目的。端的に言うと「健康な体力の保持育成」であろうが、自分の体力を自分自身で知るために「強歩大会」がある。

登らなければ、登りつづけなければ、決して坂の上には出られないのだ。」は円地文子の言葉。強歩大会という坂を乗り越えた時に、君たち一人ひとりに、見えてくる『』の景色があるといい。

『Spring is just around the corner.』 (2/6)