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学校からのお知らせ

『心の絆』(校長通信)第33号『期末考査真っ最中』「千年の時を越えて」
2012年11月28日

「自己決定権は、何度も失敗した上で身につく」誤りから学び、過ちを修復する能力を信じ、大事な場面で、「意志決定する勇気」を持ちたいと先週は書いた。

「面接を受けてきました。やはり緊張しました。次はセンター試験です。ここで高得点を取らないと、2次の面接を受けることができません。あと、50日、頑張ります。いまさら悩んでいる暇はないので、前だけ向いて、全力で戦います!!」

このように、感想というか、受験生としての決意表明が届いた。『前だけ向いて』がいい。センターまで、まだ50日もあると、ポジティブに考える方が、きっとうまくいく。「努力は実る」頑張れ、3年生。

頑張っているのは、3年生だけではなく、2学期の期末考査に全力投球しているのは、1・2年生も同じ。学校には、緊張感が満ちています。あと2日、頑張れば少しだけ成長した自分に出会えるかもしれない。

手元に、「鶴城だより」74号がある。最近の鶴城生の頑張りを、広報する新聞だ。紙面には、君たちの活躍が溢れている。『2年連続最優秀賞受賞(科学部)』『最優秀賞受賞(新聞部)』『科学の甲子園で、敢闘賞受賞』と小見出しが踊る。吹奏楽部「まちなかアートギャラリー」に参加というトピックスも入っている。

地元の中学に配布しているので、中学生達に読んでもらえると嬉しい。君たちの活躍を見て、鶴城を目指そうと頑張っている中学生もたくさんいるはず。どこに出しても恥ずかしくない鶴城生、勉強は勿論部活動にも、何事にも全力で頑張る鶴城生でありたい。

今週は、情報伝達手段としての通信・広報の意味、可能性から、テーマとしては『頑張る』をキーワードに書いている。指導部の出す通信「」第8号も手元にある。ぜひ中身を良く読んで、できれば保護者と一緒に考えてみてほしい。情報の発達は、人間にとって便利をもたらしたという反面、危険性、リスクを伴うものだと知る必要もある。「個人情報保護法」というと堅苦しい感じもするが、難しく考えずとも、相手のことを自分のこととして、考えることが大切。久しぶりに使うが、『自他共愛』の精神を忘れないことだ。

感謝」とタイトルを付けて、『馬場の松』周辺の道路をいつもきれいに掃いて下さっている方への感謝を述べている。銀杏の黄色い落ち葉は、道路に散り敷くと本当にきれいだ。しかし、この落ち葉を掃除するのは、大変なこと。この季節の外掃除の当番にも感謝。

嬉しいニュースは、いくらあってもいい。今週、佐伯市立図書館主催「読書と私」コンクールの結果が届いた。高校生の部の最優秀賞に当たる「佐伯市長賞」に冨高志穂さん(2年)が選ばれた。また、国木田独歩の作品にちなんだ「独歩と私」の部では、「佐伯独歩会長賞」を谷本亜緒巳さん(3年)の「『星』を読んで」が選ばれた。両部門で、計12名が入賞したというのだからすごい。学校賞という賞までいただいた。

冨高さんの作品を少し紹介する。「古典、つまり勉強。しかも遠い時代のことで感覚が合わない。」と書き出すが、みんなも知っている清少納言の随筆集『枕草子』を図書館で手にとってから変化が起こる。

「千年前と現在、果てしなく遠く感じるが、さほど変わりはない。時間という隔てのみでむしろ同じだ。今も昔も、人々は恋をし、悩みを抱えている。今も昔も、人々は四季折々の情景を愛でている。生活様式や見える景色が変化しても、人々の心は変わらない。千年の時を越え、清少納言はそう教えてくれた。遠い時代が、ぐっと近づいた。(中略)清少納言も眺め、愛した夕陽に照らされ、次は何を読もうか、と楽しい思案を巡らす。秋の夕暮れは、今日も美しい。」

このところの寒さで、季節は完全に冬へと突入した感はあるものの、秋の夕暮れの美しさは、まだ君たちでも共有できるのではないか。古典を読んでの感想文というのもまた新しい試みかもしれない。

校長通信No33.jpg (紙飛行機落下)

では、日暮れるが早くなり、帰宅時の交通マナーは「良し」と書かれていたが、その鶴城生が、紙飛行機を教室の窓から飛ばして「良い」ものか?いや「悪し」。私は画像を撮ったが放置した。(「悪ろし」)風で飛ばされたか、心ある中庭の掃除当番が捨ててくれたか?飛ばした本人が、きれいな中庭を汚したと気づいて回収したなら「良ろし」とするか。犯人は誰?情報求む。(『個人情報保護法』適用除外) (11/28)