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学校からのお知らせ

『心の絆』(校長通信)第46号 『STAY HUNGRY』 「ARE YOU HUNGRY?」
2012年02月27日

苦しかった今年最後の考査も終わり、ご苦労様。

さて、今日のタイトル「Stay Hungry」の後には、「Stay Foolish」と続くのだが、この言葉は、昨年10月に亡くなったスティーブ・ジョブズのスピーチの中にある。元々は、数年前にアメリカのスタンフォード大学での卒業生向けに行われた演説である。

その原稿英文コピーを、数学科Y崎先生が、私に持って来てくれた。「ジョブズ氏のレベルは無理でも、卒業生の心に訴えかけるような、式辞を読んでほしい」とのメッセージだ。有り難い励ましに「頑張らんといかん」とは思うものの、なかなか構想は膨らまない。(むろん、ジョブズ氏にはかなわない。)

Stay Hungry.Stay Foolish.は、誰の言葉」と尋ねて、即答できた教頭先生は、さすがだと見直した。(失礼)日本語では、「ハングリーであり続けなさい。愚かであり続けよ。」となる。「ハングリー精神」と言うから、ハングリーはもう日本語として通用するから君たちも、「それくらい知ってるよ」と言うだろう。

しかし、彼が大学(リード大)を半年で中退し、その後友人の寮の部屋に居候しながら、コーラの瓶を1本売って得られる5セントのお金を貯めて、空腹を満たすという生活をし、日曜の夕食だけはまともな食事にありつこうと、7マイル(計算をしなさい)歩いては、教会に通ったというエピソードまで知っていたという人は少ないのではないか。(1文が長すぎる)

彼のこの経験から、『HUNGRY』の言葉の意味を読み解く必要がある。中退後、もぐりの学生として、興味のある講義には出ていた彼は、肉体的には、「空腹」であり、飢えた状態にあっても、心・精神的には「貪欲」(食欲ではないぞ!)であり続けたということか。

そんな日々がたまらなく好きだった。そして、自分の興味と直感に従った結果出くわしたものの多くは、その後お金に換えがたいものとなった。」と語る。

You have got to find what you love」(あなたはたまらなく好きなことを自分でみつけなければならない)「And the only way to do great work is to love  what you do.」と、スピーチは続くが、ここは君たちの英語力に期待して、訳さないでおく。

自分の作った会社『Apple』を首になったことも、自分に起こりうる最善のことだった。(やり直すこと、本当に自分のやっていることが好きかを、問い直す良い機会だったと言う)実際、後に復帰する。

まだ見つけていないなら探し続けなさい。見つかるまで探し続けなさい。」『妥協は禁物』だと、忠告している。君たちにも、この言葉は心に届くだろう。

演説は、以上のような流れで、『点をつなぐ』(興味と直感に従って生きれば、人生は線になって繋がる。『大切なものは何か、そしてそれを失うことの意味』について語り、最後に『』についてと続く。

Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life.」借り物の人生、人の真似をした生き方を戒めた言葉だが、ガンの宣告を受け、死を覚悟した時の、ジョブズの言葉だけに重い。自分の心と直感に従うのには、勇気と相当の覚悟が要るからだ。

長々と、ジョブズの言葉を自分なりに、分析・紹介を試みたが難しい。「Foolish」の解釈には触れていないが、英語科の先生をつかまえて、問答にチャレンジしようと思う。君たちにも、問題提起をしておく。次回は、そこから続きを書く。

校長先生のことだから、卒業式の式辞は、もう出来てますよね?」と、後に墨書を依頼することになるJ念先生から『私も忙しいの』ビームを浴びせられた。その優しい言葉で、物事には順序というものがあり、計画性が大事であることに気付く。まさに、「Your time is limited」のなのである。

Y崎先生、J念先生にこのような有り難いアドバイスをいただけるのも、『校長通信』を書いて生徒にメッセージを発し続けていればこそだと思う。カウントダウンは一つ進んだ。君たちから、ひょっとすると卒業生からも、コメントが届きはしないかと期待する。自分一人の力で書いていくのは大変だけど、人の言葉を借り、引用するとそれだけ紙面が埋まるので、書く者にとってはとても助かるのだ。(感謝・感謝!

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(まだまだ粘る3年生

いよいよ、明日は受験に向かう。  2/23