全日
普通科
全日
HOME > 学校からのお知らせ > ◇第2学期始業式 校長式辞

学校からのお知らせ

◇第2学期始業式 校長式辞
2017年08月28日

29年度2学期始業式校長式辞   
                                                                                29.8.24
 約一ヶ月の夏休みを経て、今日2学期の始業日を迎えました。生徒諸君の元気な顔を見て、一安心しているところです。夏休み期間も、皆さんは様々な行事等に取り組んできたと思います。先ほど表彰のあった部活動はもちろんですが、学習では補習や勉強合宿、大学のオープンキャンパスなどの対外的な行事など。暑い最中でのそれら体験は、皆さんの今後の成長の糧になるものと期待しています。
 さて、一番長い学期である2学期は、季節的にも学習を進めるには最適な時期ですし、学校行事や各種大会なども数々予定されています。言ってみればそういう様々な取組や活動をとおして、皆さんは伸びていく、成長していく、つまり「飛躍」「飛翔」が期待できる時期です。詩人で劇作家の寺山修司氏の作品の一節に、「同じ鳥でも飛ばないとりはなあんだ?」と出てきます。分かりますか。寺山氏曰く「それはひとりという鳥だ。」そうです。つまり、「人は一人では飛べない、飛躍できない」という意味だと思います。もう少し具体的に言うと・・皆さんには、自分を「飛躍」させる機会が必ずあります。しかし、よく考えると飛ぶ前には助走路や踏切台が必要です。とすると、それらは、親・保護者であったり、先生や先輩や友人であったり、自らの周りの自分と関わりのある人達を意味するのだと思います。自分を成長させ飛躍させるためには、これらの人々の後押しや助けがなければうまくいかない、ということですね。人は人と人との間でしか、そのつながりの中でしか生きられない存在だ、ともよく言われますね。
 とすれば、今自分の周りにいる人達は、自分の人生にとって大事な存在だということです。言い換えれば、そういう関係のある人達を大切にする、例えば、相手の話に耳を傾ける、協力して何かに取り組む、相手への敬意や思いやりをもって対応するなど、周りの人との関係を誠実に切り結ぶことが、実は自分に良い影響をもたらし、自分を伸ばし飛躍させることにもつながっていく、ということです。
 最後にもう一つ。最近新聞等を読んでいて気になった記事があります。それは「いじめ」に関係する記事です。そのことが悪いことだと繰り返し言われても、法律で明確に禁止されていても、いじめの被害者が命を落とすような、痛ましい事案が新聞記事となっている。「いじめ」は、身の周りの人を大切にしない、最たる行為です。「いじめ」をし続けて、肯定してきた人が人生に成功したという例を聞いたことがありません。それだけ、「いじめ」に代表される、人を大切にしない行為は、その当人を成長させない、スポイル(阻害)するということだろうと思っています。
 そういうことが学校で、クラスで、部活動の中で起こってはいけません。先ほど言ったように、お互いに尊重し合い大切に思う、協力し互いに助け合う、そんな関係や場面が多いほど、それぞれが成長し飛躍する、そんな学校や社会でなければ・・といつも思っています。
 これから、日々の授業はもちろんですが、開扇祭や体育大会など、学校行事も多く迎えます。それらに、主体的、積極的に取り組みながら、お互いに尊重し合い大切に思う、協力し互いに助け合う、そして成長し飛躍していく、そんな場にもしてほしいと期待します。
 また、3年生はまさに進路実現に向けて頑張っていることと思います。順調な時ばかりではありませんがいつも言いますが、「へこたれず」「ひるまず」「あきらめず」そして「うろたえず」に、前を向いて仲間とともに一歩一歩足を前に進め、頑張りましょう。
 まだまだ暑い日が続くので、どうか体調管理には気を付けてください。有意義な二学期にしてほしいと思います。
以上、始業式の式辞とします。