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学校からのお知らせ

第1学期 校長式辞
2017年04月10日

 おはようございます。
 いよいよ新しい年度が始まりました。今日から皆さんは、それぞれ進級し、新3年生、新2年生となりました。
 この新しいスタートとなる4月というのは、誰しも何かしらやる気になる、なれるものです。
 高浜虚子の俳句に「春風や闘志いだきて丘に立つ」という句があります。
 小高い丘を上ってきた、そこに広がる春の景色。そして穏やかな春風が自分の身を包む。「ああ春の風だなあ。」という感動。そして、そこで小高い丘の上からの眺望からふつふつと身内にわき起こる思い。春の風に命を、息吹を与えられて生まれたのが、自分の未来に立ち向かう並々ならぬ決意つまり「闘志」なのです。
 この良い時期に、ぜひ皆さんも、皆さん自身の未来を見据えて、「闘志」を内に持って欲しいと思います。進路、学習、部活動、学校生活など、自らの未来に繋がる具体的な目標を打ち立てて、その実現に向けて「よし、やるぞ」と挑む意志を内にみなぎらせてスタートしてほしい。「スタートダッシュ」という言葉があります。いいスタートを切って、順調に目標に近づけるとよいなと思います。途中で息切れするような、「ペースオーバー」でも困りますし、スタートで出遅れてなかなか挽回できないというのも、先が思いやれらます。何事もペース配分、つまり計画的に取り組んでください。
 昨年の話になりますが、リオデジャネイロオリンピックの男子四百メートルリレーの日本の活躍を覚えていますよね。世界の強豪国を相手に銀メダルという素晴らしい結果でした。その結果をもたらしたのは日本のバトンパスの精度の高さとスピードでした。走者一人一人をみると、百メートルを9秒台で走る者はいない。4人の持ちタイムで考えれば、メダルは無理という状況でしたが、その不利な状況をバトンパスに見られるような4人のチームワークで、メダルを取るという目標を実現したわけです。そこに至るまでは互いの協力と質の高い練習(努力)があったのは言うまでもありません。個の力を引き出しつつ、1+1が2にとどまらず3や4になってしまう集団の力。
 本校も「チーム中津南」を標榜しています。進路にしろ学習にしろ部活動にしろ、個々の高い目標を達成できるのも、実はチームとしての質の高さに裏打ちされてのものなのです。皆さん一人一人の成長や伸びとともに、クラス、学年、そして学校全体がさらに高みに到達できるような、そんな一年になってほしいし、是非そうしたいと「闘志」を互いにもちたいものです。
 以上で式辞としますが、明日は入学式で新1年生が本校の一員になります。良き先輩として、新入生をリードしてください。この1年間、健康で充実した学校生活を送りましょう。                                         

校長 髙畑一郎