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学校からのお知らせ

◇第3学期 校長式辞
2017年01月13日

3学期始業式校長式辞(平成29年1月10日) 

 新年おめでとうございます。今日は、学校の新年そして三学期のスタートです。「一年の計は元旦にあり」という言葉がありますが、年頭に当たって、今年一年の目標や計画を立てることは、スタートにおいて大事なことですね。そもそも、どこに向かって行くのか、ゴールを見定めていないと良いスタートはきれません。自分なりに今年の目標を立てて良いスタートをきりましょう。

ところで、私が小学生の頃に出会って気に入った言葉に、明治時代に札幌農学校(北海道大学の前身)に教師として赴任した、アメリカ人のウイリアム・クラーク博士の言葉があります。

「ボーイズ・ビー・アンビシャス ~少年よ、大志を抱け~」

当時の学校の生徒たちに言った言葉だということですので、「少年」は今で言えば「若者」に置き換えても良いと思います。「大志」もちろん「大きな志」ということですね。「大きな夢」といってもよいかもしれません。こんな志をもつ人物になりたいなあ、と子ども心に思ったことを覚えています。

有名な言葉ですから知っている人もいると思います。しかし、あまり知られていないのは、この言葉には続きがあるということです。

「Boys, be ambitious. Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.

少年よ、大志を抱け。お金のためではなく、私欲や空虚な名声のためではなく、人としていかにあるべきか、その道をまっとうするために大志を抱け。」

つまり、単にお金や名誉などの為に生きるのではなく、人として必要な様々なことを学び、身につけることで、人の為に役に立つ大志をもて、というメッセージなのでしょう。ただ、付け加えるとこれらの言葉のすべてをクラーク博士が語ったのかどうか、現在諸説があるようですが。

いずれにしても、志というのは、単に目指すべきゴールという目標だけでなく、人としてあるべき姿やあり方を内に含んだものと思います。だから、志を達成するためには一生懸命に学ぶことをとおして知性はもちろん、徳性や感性など、トータルの人間性まで高めていくことが大切だと思います。

南高生こそ、そういう大きな志をもって己を高めていくことの出来る、人間的な姿勢や力を身につけて欲しいと思いますし、そういうことを心に留め置いて高校生活を送って欲しい。本校生であればできると思っています。

さて、今日から三学期です。三学期は皆さんにとって一年間の学校生活の総まとめであり、進級や卒業の上で重要な学期です。3年生の皆さんにとってはセンター試験も間近に迫っており、まさに正念場。前をしっかりと見据えて、夢や志の実現に向けて全力を尽くして欲しいと思います。

以上で式辞とします。