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校長室

校長室からのメッセージ(平成28年5月)
2016年05月16日

5月2日(強化指定校激励訪問)

 大分県体育協会による激励訪問がありました。本校は剣道部女子が指定を受けており、県体育保健課の栗林正一体育・スポーツ振興監より生徒に対して激励の言葉がありました。剣道部女子は6月に開催される県体に向けて優勝を目指して頑張っています。私も昨年から様々な大会で生徒の頑張りを見ていますので、今回は是が非でも優勝をと考えます。今年の国体は岩手県で開催されますが、大分県選抜の選手として活躍することを期待しています。これから厳しい練習が続くかと思いますが、頑張ってもらいたいと思います。


5月6日(全校集会)

 剣道部女子へ強化指定校に対する県体育協会からの委嘱状交付と大分市で行われた県陸上選手権女子走り高跳びで優勝した園田さんへ賞状を授与しました。

 全校集会で生徒に次のように話をしました。

 私は日ごろ、学校は例えて言えば、生徒と教職員が乗った大きい船のようなものだと思っています。クラスで考えれば、クラス主任を船長として40名が乗った小船、学年で言えば学年主任をはじめ、数十人の先生方と、生徒160名余りが乗った中型船にたとえることもできます。
 船は港を出港した以上、自動車のように途中で勝手に降りるわけにはいきません。船上では、1人ひとりの勝手な行動も慎まなくてはなりません。陸上では一人だけのこととして済まされることが、船上では全員に影響します。一人が騒げば船は必ず揺れます。安全に航海を続けていくためには、全員が心を合わせなければなりません。
 最近、本校を訪れた方から次のような話がありました。「私たちはその学校がどのような学校であるかを見るとき、最初に登下校時の生徒の様子を見ます。そして学校を訪問した際の挨拶や掃除の状況を見ます。最近の三重総合は以前とは大きく変わったように思います。挨拶をする際に止まって大きな声で挨拶をする生徒、掃除では先生方と生徒が一緒になり、しっかりと行う姿など、以前には見ることがなかった様子を見ます。ただし、これから数名の厳しい生徒を見ることになれば、その時点で学校の評価が変わることとなるでしょう」と言われました。この話は1人1人の行動が学校全体に直接影響する具体的な事例です。私が最初に話した「1人でも船はゆれる」ということはこのことなのです。
 学校全体が一つのチームです。「チーム三重総合」の下で他人を思いやり、優しい気持ちを持って生活をして下さい。言葉というのは1人ひとり受け止め方が違います。相手を不愉快にさせたり、相手を傷つけたりする言葉は決して許されることではありません。
 ONE FOR ALL ALL FOR ONE(一人はみんなの為に みんなは一人の為に)という言葉があります。チームプレイを大事にするラグビーの精神を象徴する言葉として昔から言われ続けてきた言葉です。皆さんは縁があって「チーム三重総合」の一員となったのですから、自分の行動が学校全体に影響を与えることをいつも心に留めて下さい。
 これから前期生徒会役員の選挙がありますが、役員となられた方々には三重総合の将来を中心となって担っていく役割を果たしてもらいたいと思います。期待しています。
 4月に発生した熊本地震では多くの方々が亡くなり、今なお避難している方々がいます。余震も今なお続いています。少しでも早く日常生活を皆さんが送ることができるように祈っています。本校、7期生であり生徒会長であった東海大学農学部2年生の藤川志津香さんが今回の熊本地震について自身の体験談を話していただきます。各自、しっかり考え、これからどのように生きていくかについて考える機会としてもらいたいと思います。

5月14日(PTA総会)

 暑い1日でしたが多くの保護者の方々に参加していただき、PTA総会を開催しました。総会の最初に次のことを話しました。

 学習、部活動、行事はともに大切なものであり、より高いレベルに挙げていきたい。これらのどれかが欠けても意味が無い。学習を大切にするのは当然であり、予習、復習は当たり前。少なくとも、学年プラス1時間を家庭学習に当てるように指導して行きたい。先日、1週間の学習時間調査を行ったがまったく家庭で学習を行わない者が多くいることに驚いている。学校としては課題を組織的に出し、学習時間が増加する策を早急に講じていきたい。保護者の皆さんには家庭で子どもさんがスマホに興じるのではなく、課題をしっかりこなしているか、予習を行って授業に参加しているかを注視していただきたい。家庭学習時間ゼロを全体に作らない指導を行っていく。自分の進路を踏まえて全国の受験生、全国の就職を目指している生徒を意識した生活を送るようにお願いしたい。どのような進路を目指しても学力向上は重要であり、授業でその力をつけさせる。そのためにも授業で勝負できる教員集団を作っていきたい。
  また、学習だけでなく、部活動や行事もまた大切である。役員や係を担当する人は企画調整能力やコミュニケーション能力、危機管理能力など様々な能力を育成することができる。役員でなくても他をサポートしたり、部内の調整に当たったりすることもある。厳しい練習に耐えながら達成感を覚えることもできる。学習面で1年から2年生にかけて学習意欲や成績の低下が見られてくる。学校に対する慣れがでてくると自ずと甘えが生じる。このような状態は進路の面でも良い結果が得られず、人間としての成長においても良くない。2年次の生活や行動が進路に大きく影響する。
 本校の生徒を見る中で遠慮がちな生徒を多く見る。様々な機会を利用して他校の生徒と接する仕掛けを設けようとするが、断ろうとする生徒が多く非常に残念である。実社会は様々な環境の中で育った人たちと様々にふれあっていかなければならない。自己肯定感を高めるためにも多くの仕掛けを行いたい。家庭でも後押しして欲しい。
 朝学習で気持ちを落ち着かせ、1時間目の授業からしっかりと学習をさせるために、朝学習を行っている。朝、確実に家庭から送り出してもらいたい。
 生徒には常々、本校の学校ブランドは制服を着たあなたたちであることを話している。そのために制服を正しく着こなすことをお願いしている。学校内では問題がないが、学校外での制服の着用はいかがでしょうか。一人の着こなしが学校全体の評価につながることと、そのことが進路に影響することを家庭でも話の話題としてもらいたい。
 18歳選挙権により7月の参議院選挙で初めて選挙権を行使する生徒がいます。対象の生徒がいるご家庭につきましては投票をすることの意味を家庭内で話していただき、選挙に家族で参加してもらいたいと思います。

 学校教育の柱は「生命の尊重」「人権尊重」です。そして全ての子どもたちの可能性を広げ、より良い人間として成長し、「共生社会」の一員としてしっかりした「市民」に育つように、気づき・考え・判断し・行動する「確かな力」を育てる努力をいたします。

 学校の教育の責任のすべては、校長の私が負います。日々の教育の中で、聞きたいこと、相談したいことがあれば、まず担任や学年主任等に直接聞いて下さい。課題があれば、一緒に考えて解決に向けて協力しましょう。

 職員や学校に対し、遠慮なく相談していただきたいと思います。何かあれば確認することが、お互いに重要です。私どもも、子どもさんの成長にとって大事なことはすぐにお伝えし、ご家庭の協力をお願いしたいと思います。