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校長室

「自分への水やり」(2学期始業式・式辞)
2019年08月26日
 37日間の長い夏休みが終わり、いよいよ本日より2学期が始まります。
 まずは、この夏休みを振り返ってください。どんな成果を残せたでしょうか。そして、どんな成長を遂げることができましたか。
 合唱コンクールや吹奏楽コンクールをはじめ、全国高校総合文化祭、音楽コンクールなど、数多くの成果発表の場がありました。そのいずれも、大変素晴らしい結果を残してくれました。
 また、デッサン講習会や各種研修会も開催され、他者と切磋琢磨しながら自分の力を磨く場もあったと思います。
 さらに、夏休みと言いながらも毎日学校に出てきて、朝早くから夕方まで、黙々と音楽や美術の実技に打ち込んだ人もたくさん目にしました。
 この夏の様々な経験と努力は、いずれ実を結んできます。それを信じて、怠らずに、しっかりと自分に水やりを続けてください。
 さて、2学期が始まります。皆さんはこの2学期をどう過ごそうと思いますか。
日数にすると4ヶ月(約120日)ある、長い学期です。そして、その間に、コンサートや制作展といった本校の活動を世に問う大きな行事が行われます。また、日頃の活動の成果を問う、各種コンクールも開催されます。2年生には修学旅行も予定されています。3年生にとっては、自分の進路を決定するためのAO入試や推薦入試といった選抜試験が実施されます。
 それでは、再度問います。皆さんは、この2学期をどう過ごそうと思いますか。どんな学期にしたいと考えますか。
 これまでにもお話ししてきましたが、皆さんが志している「芸術」というのは、自分という幹をどれくらい太くしていけるかがすべてです。毎日の地道な練習、それを作品という形にしながら評価をもらい、さらに次の練習へと進んでいく。いろんな本を読んで、そこから刺激をもらって日常の自分を変革していく。いろんな人と話をしながら、自分にない価値観と出会い、思考の幅を広げていく。すべて、自分の幹を太らせるための水やりです。
 茨木のり子という詩人を皆さんは知っていますか?彼女の詩に「自分の感受性くらい」という詩があって、この詩は、自分への水やりの大切さを痛感させられる作品です。文学もまた、芸術家のあなた方には必須のアイテムなのです。既に知っている人も多いと思いますが、興味のわいた人はぜひ読んでみてください。
 どうぞ2学期は、日々の練習に力を注ぎ、いろんな体験を通して、大きく成長してください。期待をしています。