全日
海洋科
全日
HOME > 校長室 > 校長室からLAST(R2.3.某日)

校長室

校長室からLAST(R2.3.某日)
2020年03月23日

回顧、そして中学生の皆さんへ

  春、令和2年3月、本校正門を彩る桜のアーチのつぼみもふくらみ、まさに今、咲かんとしています。県の後期高校再編整備計画による「分校」化から「本校」として再度独立して3年。この3年間は私の任期でもありました。

 いろいろありました。2年前、18歳年齢への選挙権拡大に伴う洋上投票、学校は何の落ち度もないのにマスコミが騒ぎ立てる。1年前、大型実習船として19年間現役で頑張った「新大分丸」の引退と新船「翔洋丸」の建造。今年、「翔洋丸」初めての遠洋航海での台風15号による海難事故とそれに伴う航海日程の変更…予期せぬ出来事への対応に迫られました。

 中学校の先生方と本校との連携を図る中高連絡会では、繰り返し、繰り返し、中学校の先生方にお願いしました。何を?そう、本校受験希望者(中学3年生)に、本校の教育内容を理解して受験させてほしい、海技士資格などわかりにくい内容もあるので、説明のために本校職員を派遣させてほしい、単に成績だけで受験をすすめないでほしい(はっきり言った)。

 どの学校でもそうだが、「いい子」は必ずいる。私の思う「いい子」とは、自分の目標を持ち、それぞれの環境の中で一生懸命頑張る生徒である(環境の中には当然家庭環境も含まれます)。そのためには、中学3年生が受験を希望する高校の教育内容をよく理解し、自分に合った教育環境なのか、夢に向かって頑張れる学校なのか、まず考えなければならない。

 人は目標をもつと変わる。考えが、行動様式が変わる。生徒には無限の可能性があるのに、自分に合っていない高校では力が発揮できない。この「校長室から」を見ている中学生の諸君、海が好き、船が好き、魚が好なら本気で本校について調べてほしい。自分に合った、自分の目標にあった学校か判断してほしい。そうでなければ、無理な受験はしない方がよい。

 島国である日本にとって、水産・海運業は国家の存亡にも関係する非常に重要な仕事です。将来、その一端を担う人材として成長してくれる生徒がくることを期待してやみません。また、本校から国立・私立大学に進学し、教員として大分県に帰ってもらいたいと心から思っています(本校の先生方にはその力があります)。

 新年度には新しい生徒が入学してきます。

 すでに専攻科まで見越した生徒もいるそうで、楽しみです。

 

 4月、校外から見守っています。