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校長室から令和元年度③ ~中学生体験入学~
2019年08月08日

R1.8.8 校長室からR1③

中学生体験入学

 台風の動きが心配された8月8日(木)、本校では中学生体験入学を実施した。

 台風8号は8月6日(火)大分県を暴風域に巻き込みながら、速度を早めて対馬の方に去って行った。陸上であれば台風一過の晴天を期待するが、水産高校はそうはいかない…海である。

 台風に吹き飛ばされた竹・倒木のたぐいが川から流れ込み、港を埋め尽くす。台風の勢いが収まった6日午後、職員が港の写真を撮ってきたが、竹や木の枝、草等がみわたす限りに広がり、表面が茶色に染まっている。この状態で船を動かすとスクリューに絡みつき、故障の原因となる可能性がある。今回の体験入学で使用する小型実習船「海幸丸」は台風よけのため、すでに港を離れている。海幸丸を使った講座希望者は20名、せっかく本校まで来てくれた中学生を乗せることができるか気をもんでいたが、7日(水)夕方には所定の場所にもどり、当日も運航が実施でき、ほっとした次第である。

 体験入学は講座を5つ開講(うち海幸丸使用は1班を2グループ)。中学校にはないレーダー(他の高校にもあるわけがない)や魚の調理、機械実習や操船体験、マリンスポーツ体験と楽しんでいただいたと思う。また、高校生・専攻科生も教員のサポートをしながら中学生の指導に当たっていた。アンケート結果も良好である。

 自由参加の大型実習船「翔洋丸」船内見学の後、保護者のお一人が「もっと学校のことを知りたい」と尋ねられ、校長室にお通しし、水産高校を取り巻く現状や水産系大学進学などのお話をした。お子様はすでに専攻科まで見通しているとのこと。そういう子どもに来てほしい、来春が楽しみである。

 本校は県内唯一の水産高校、中学生にはなじみが少ない学科だが、「この学科にはまれば!」無限の世界が広がっていると確信する。それは遠洋航海でハワイを目指し、目の当たりで見る青く澄んだ大海原だけでなく、多くの資格を取り(三級海技士は最たるもの)、またマグロの解体ショーでは県内はおろか大分県の要請で県外での県産魚普及活動にも一役買うという活躍の場もある。そして、水産・海運関係の好景気が大きく後押しし、求人数は就職希望者の約40倍を超えている(R1.8.8現在 800社程度)。

 『人(にんべん)+動(うごき、ふるまい、心のときめきの意味)=働』、体をかすことが好きな、中学生の皆さん、将来のきの基礎として本校進学を考えてみてはどうでしょうか…。

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