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校長室

H30校長室から②
2018年05月08日

内地航海Ⅱ

  本日、本校の実習船「新大分丸」が臼杵湾を出港した。今年度2度目の内地航海である。今回は臼杵湾を出て、横浜、三﨑を回って帰ってくる、太平洋沿岸航海である。

  船の上が賑やかである。乗組員に加え、専攻科生1・2年17名が乗船している。専攻科2年生のうち数名がデッキで紙の海図を広げ、航路を確認中。その一人が、素人の私にECDIS(イグジス)という電子海図の説明をしてくれた。レーダーやGPS機能を駆使し、画面上に船の航路が線で示されいる。航路周辺の情報も表示されており、まるでカーナビのようである。安全性の確保には欠かせないものであろうが、航海技術向上のためECDIS(イグジス)にはなるべく頼らず、目視やレーダーを大切にしながら航海をするとのこと。車の運転に共通することもあり、素人の私には少し親近感が湧くとともに、生徒の成長を感じることができてうれしかった。

 デッキから見下ろすと、雨の中、乗組員と専攻科生が出港準備に勤しんでいる。船長の顔にも少し緊張感がうかがえるので、邪魔にならないようデッキを退散し、通信室・エンジン室・厨房にあいさつ。通信室では新しい通信長が準備に余念がなく、エンジン室では二人の機関士が暖かく迎えてくれた。厨房では食事の準備として司厨長がヒラマサを捌いていた。今晩のメニューは海鮮丼とのこと(…副校長とともに、気持ちが惹かれる…)。忙しそうなので、あいさつ早々に下船した。

 雨の中、新大分丸は横浜に向けて一路太平洋に向かう。今回を含めた内地航海を経て、夏がら秋の遠洋航海の準備を行う。今年度のハワイへの遠洋航海出発日は8月31日。準備の航海が続く。

出港準備に余念が無い専攻科生