定時
普通科
定時
HOME > 学校からのお知らせ > 令和元年度3学期終業式 式辞

学校からのお知らせ

令和元年度3学期終業式 式辞
2020年03月24日

3学期終業式 式辞 

 

皆さん、こんにちは。突然実施された学校臨時休業が依然として継続しているため、紙面でのあいさつとなりますが、よろしくお願いします。
早いもので、2月末から休業となりましたので、もう1か月近く生徒の皆さんが登校できない日々が続いています。
登校はできていませんが、皆さんが心身ともに健康であり、適度に体も動かしながら各自で課題に取り組んだり調べものをしたりする毎日を送ってくれていることを信じています。
学校の方はというと、気味悪いくらいとても静かです。あいさつの声も、授業中の声も、食堂での食事中の声も、どれも響くことなく不思議な感じです。
私のこれまでの学校生活35年間で、こんなことは全くもって初めてのことです。
ただ、世界や日本、大分県の感染状況を見ると、依然として厳しい状態にあることは皆さんも承知のとおりで、先が見通せない毎日です。
一日も早く、学校が単なる土地建物でなく、学校として機能できるようになることを願わずにはおれません。
さて、こうした特殊な毎日が続くと、普段は考えていない色んなことが頭をよぎります。
皆さんはどうですか? 私は、学校でこれまで当たり前に過ごしてきた普通の毎日のことが妙に懐かしく、また恋しい感じがしています。
でも、よくよく考えてみれば、普通の毎日というのは、実は特殊な毎日だったのかもしれません。というのも、日常生活では何が起こるか分かりませんから。突然、地震が起きて建物の下敷きになるかもしれないし、道を歩いていたら急に車が突っ込んで跳ね飛ばされるかもしれません。
世の中では予測不可能なことで亡くなったりけがをしたりする人は毎日後をたちません。普段から私たちは全く予測がつかない毎日を過ごさせてもらっているわけです。
そんな予測不可能な毎日でありながら、何の事故もなく、自分や家族、周囲の人たちと無事に生きてこられていることに気づかされました。
それはとても幸せなことだと思います。だからこそ、新型肺炎が世界的に流行しようとしているこんな時、いつも普通どおり過ごす毎日、普通どおりに接する家族、普通どおりに過ごす学校生活、普通どおりに受ける授業、普通どおりに食べる給食、などそれぞれのありがたさを感じなければならないのだと思います。
幸せは当たり前の普通の毎日にあることをしっかりと認識し、来年度からの学校再開後には普通どおりに過ごせる一日一日を大切にしていきましょう。
以上で、終業式の挨拶を終わります。

                                            令和2年3月24日(火)

                                                 校長 河 野 仁 彦