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学校からのお知らせ

二学期終業式 式辞
2014年12月24日

                                                                                                            

 有終の美.jpg 

 

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  2学期のこの時期は1年の終わりの節目となります。今年1年間、皆さんはどうであったでしょうか。働きながらの方も多くいます。1年生は入学してすっかり学校生活にも慣れました。環境が変化した定時制を自身の成長の場として明るく頑張っている生徒が目立ちます。その姿は教職員にとってやりがいを感じる素晴らしいことです。

 

  今年度は印象に残る講演会を行っています。須永博士さんの講演を皆さん覚えていますか。多くの経験談から、「生きることは何なのか」貴重なアドバイスを頂きました。熱い想いの込められた詩と、素晴らしい書は、私たちの脳裏に焼きついていつしか心の支えとなりました。また、ご自身の障がいについてご講演いただきました倉田哲也さん、ご自身から見える様々な世界を自らが先頭に立ち訴える姿に、人としての強さを感じました。その他にも就職や進学について、卒業生や学校関係者による講演や説明会も数多く行いました。

 

  2学期は行事の充実を図りました。お互いを認め合う場を多く創るために、久住への登山遠足を行いました。素晴らしい自然のなかでは不思議と誰もが素直になれました。お互いを思いやる気持ちが生まれ、他人を理解、協力し合う風土ができあがりました。そんななかでみんなで協力して作ったカレーは絶品だったと思います。
 

 

  さらに、先の生活体験発表では矢野ゆうさんが堂々とした発表をされました。準備は大変であったと思いますが、挑戦する姿とともに自らの思いを語るその言葉の重さは、同じ校舎で学ぶ者として大いに刺激を受けました。
  また、最も感動的だったのは体育祭、とりわけ「岳滅鬼太鼓」は圧巻でした。魂のこもった演奏の姿に定時制の生徒の、執念とも言えるこだわりを感じました。

 

  学習面では、自主的に情報の資格を取ろうと頑張っていた方もいました。1年生の6人、3年生の3名、計9名の皆さんが今学期、皆勤を続けました。この皆さんは授業にも意欲的に参加していると聞いています。仕事と勉強を両立させなければならない定時制の環境にあって、このことはとても素晴らしいことです。ぜひとも今後も続けてもらいたいと思います。

 

 皆さんは昼働いてからの勉強は大変だと思いますが、今日は授業が社会にでていかに大切かを少し話したいと思います。

 

  授業は社会で必要な知識・教養をつける場だけではありません。社会に出たとき多くの問題にぶつかります。自分の知識と経験だけでは対応できないこともあるかもしれません。そのようなとき「考える力」が必要です。この「考える力」は、勉強を続けることにより徐々に身についていくものです。「考える力」により視野が広がり、様々な課題に対して解決の糸口が見えてきます。授業のなかのどんな教科であってもこの「考える力」が必要であり、その力は将来必ず生きてきます。授業はこのような「考える力」を身につける貴重な場なのです。授業を通して「人は育つ」といえます。今一度授業のなかの大切な「学び」を確認して欲しいと思います。
 

 

  結びに、今年も残りわずかとなりました。3学期は実は授業日は40日程度しかありません。特に卒業を控えた皆さんは時間を大切にして、後輩のあるべき模範を示して有終の美を飾って欲しい と思います。皆さんが今一度自分を見つめ直し、次の学期に繋がるよう前に進んでもらうことをお願いして2学期終わりのことばとします。