定時
普通科
定時
HOME > 学校からのお知らせ > 角幡唯介氏(ノンフィクション作家・探検家)講演会 ~ -35℃の世界に慣れると-15℃が暖かい (講演の中での角幡氏の言葉) ~                

学校からのお知らせ

角幡唯介氏(ノンフィクション作家・探検家)講演会 ~ -35℃の世界に慣れると-15℃が暖かい (講演の中での角幡氏の言葉) ~                
2013年10月10日

 10月3日(金)、ノンフィクション作家兼探検家である角幡唯介氏(37才)の講演会(18:15~19:30)=プロジェクトHITAプラン~挑戦する生き方を学ぶ~=を行いました。

 角幡氏HP(全景).jpg  角幡氏HP7(校長)jpg.jpg  角幡氏HP8(本人).jpg  角幡氏HP9(お礼の言葉).jpg                      

                                                                 

左の写真   : この講演に至った経緯、目的について説明する江田雅紹校長

中央の写真  :  講演中の角幡氏

右の写真    :  お礼の言葉を述べる生徒会長

 

 この講演会は、大分県教育委員会「目標達成に向けて組織的に取り組む『芯の通った学校組織』推進支援プラン」の一環として行われました。当日は世界を駆け巡る角幡さんが多忙なスケジュールの合間を縫うようにして、日田まで駆けつけてくれました。

 

  「冒険的人生のすすめ」と題して定時制の生徒に自身の冒険的人生を熱っぽく語り、1時間余りの予定した時間はあっという間に過ぎてしまいました。角幡さんは、中国の山奥に雪男を探しに行ったり、前人未踏のチベットの秘境に足を踏み入れたりと生徒たちにとってワクワクする講演でした。その中でカナダ北極圏の徒歩踏査の話は、日ごろ物質に満ちあふれた何不自由ない生活をしている私たちにとっては想像を超えていて異次元の世界に引っ張り込んでくれました。

 

  生徒からは、「自分は、日本全国を巡るのが夢なのですが、それさえも小さな夢だと思えるくらい、大きな夢を見ている気分でした!私もいつか勇気を出して旅をしてみようと思いました!!」、「すごいと思いました。牛を殺すのはやっぱりかわいそうだと思います。でも自分が生きるためにはしかたないことなのかもしれません。「『わがままに生きて欲しい。』という言葉に感じるものがありました。そんな風に生きることは正直、怖いです。でも自分なりに精一杯わがままに生きていきたいです。」など角幡さんの生き方に影響を受けた感想がたくさんだされました。

 

 

角幡1HPjpg.jpg

角幡3HPjpg.jpg角幡2HPjpg.jpg

  左の写真:19世紀に129人全員が行方を絶った英国のフランクリン探検隊の足跡を追う旅に北極冒険家である荻田泰永氏とともに挑んだ、北米ツンドラ地帯の1600キロの徒歩の旅のワンシーン。食料、燃料など重さ100キロのそりを引く角幡氏。2011年3月

 

 中央の写真:凍った海の上を重いそりを引いて一日10km~20km。突然、眼前に現れた高さ20~30mの氷山

 

 右の写真:行く手を遮る乱氷帯の中を前進する角幡氏。「旅程を定規で計算することはできるが、予測できない障害物が出現すると先が読めなくなる。」(角幡氏)

 

角幡6HPjpg.jpg

 

角幡4HPjpg.jpg角幡5HP.jpg

 

 

 左の写真: 抗生物質があれば何ら問題のない口内炎も薬のない、氷点下30度の極地の探検生活で日に日に悪化。足の指の凍傷予防の、血管を拡げる薬が口の血管も拡げてしまい、気がつけば血のつらら。歩くたびに「ポキッ、ポキッ」と折れていったとか。

 

中央の写真:1日5000キロカロリの食事を摂る日々。食べきれないほどの夕食を食べ終わった瞬間に、空腹を感じる旅の途中、食べても食べても痩せていく。そこに突如、現れた麝香牛(じゃこううし)の群れ・・・

 

  → このあとの経緯はhttp://heiseiinnyokujiten.blog.fc2.com/img/201307281604590ef.jpg/ 

 

   「アグルーカの行方――129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極」(集英社) 講談社ノンフィクション賞受賞作品(2013年

 

 

 右の写真:角幡さんが釣り上げたサーモン

 

☆ 角幡唯介氏  プロフィール(A3).jtd     ← ここをクリックしてください。