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学校からのお知らせ

卒業生激励会あいさつ
2017年03月01日

卒業生激励会 式辞


ご卒業おめでとうございます。
 先程、日田高等学校卒業式を厳粛かつ盛大に執り行い、定時制の13名の皆さんに卒業証書をお渡しいたしました。その感動も冷めないなかでこの定時制激励会が行われています。改めまして、ご臨席いただきましたご来賓の皆様方には御礼申し上げますとともに、保護者をはじめ関係の方々には、本校の教育活動にご支援頂きまして心よりお祝いを申し上げます。
 さて、卒業生の皆さんは、3年または4年の学校生活を終え、本日この学舎を去ることとなりました。皆様方のなかには、中学時代に十分な学校生活が送れないなか本校を選択した方、学び直しで一念発起された方などがおられます。働きながら、あるいは自分を変えようとして、学習に真摯に向き合いました。高校生活の学習を通して知識は勿論のこと、何よりも思考力が身についたと思います。その意味は大きく、これからの進む道において、必要な力となるはずです。本校でしっかりと学習を終えたことに大いに自信を持って欲しいと思います。
 また、給食から始まる学校生活は如何だったでしょうか。食育を大切にしている本校では、給食を心を通じ合う大切な時間としていました。そこでのコミュニケーションは、同じ学び舎にいる友人だからこそ、共有しあえる本音の話ができたのではないでしょうか。人との繫がりが疎遠になりつつある現代社会において、心の通いあうコミュニケーションをこれからも大切にして欲しいと思います。
 さらに、高校生活を彩る多くの行事は青春の思い出として心に残っていると思います。生きるための指針になった各種講演会、全員で取り組んだ体育祭、生徒生活体験発表会、思い出の修学旅行、色あせない記憶となって皆さんのなかに残り続けると思います。
 私たち教職員も、苦労してでも高校を卒業したいという生徒の思いを叶えるために、本日ここまで支援をさせてもらいました。
明日からは、皆さんは違った環境で新たな生活を送ることとなります。しかし、これまでの努力をもってすれば、きっと越えられない道はないと確信します。大いに自信を持って歩んでください。
 そこで、卒業に当たり私の方から二つだけ述べさせて頂きます。
 一つ目は、「誠実に生きて欲しい」と言うことです。誠実に生きると言うことは、常に向上心を持って生きることであり、他者への思いやりを持って生きることです。誠実な人には、自然と人が集まり、人との繫がりを深めながら社会で存在感を示す魅力ある人となります。この「誠実」をもって社会を支える人となってください。
 二つ目は、「前向きな姿勢を大切にして欲しい」ということです。これから皆さんが迎える社会は、平和な社会ばかりではありません。人間らしい生活をするためには、壁を乗り越えることも必要になるかもしれません。そんなとき、常に前向きに取り組む姿勢が大切になります。諦めればそこで終わり、少しの努力が経験を深め、自らの活躍の場を見つけることになります。前向きな姿勢は、成長するチャンスを生みますので、地道に努力を重ねてください。皆さんには必ず伸ばせる能力を持っており、社会もそれを必要としています。
 結びに、私たち教職員は、皆さんとの出会いを決して忘れません。そして、また成長した皆さんといつかお会いしたいと切望しています。別れは尽きませんが、これからの皆さんの人生に揚々たる未来があることを祈念して挨拶とします。
 ご卒業、誠におめでとうございます。


 平成29年3月1日(水)
大分県立日田高等学校
校長 藤永 直也