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学校からのお知らせ

平成28年度2学期始業式 式辞
2016年09月01日

2学期始業式 式辞

 平成28年度もいよいよ2学期となりました。今年の日田はとにかく暑かったですが、体調を崩すこと無く充実した日々を過ごせたでしょうか。 
 そんななかで、この夏は全国大会に出場した卓球部、ソフトテニス部、バドミントン部の健闘が光りました。大分県の代表として、確かな足跡を残すことができました。何よりも出場した者しか分からない達成感があったのではないでしょうか。それは、練習を重ね努力したからこそ味わえるやりがいです。反面、なかには悔しさが残った人もあったかも分かりません。しかし「悔しさはバネになる」の言葉通り、この人たちは次への意欲と
挑戦が見えたと思います。
 そしてこれらの「達成感」や「悔しさ」は、参加した個人だけで無く、チームにとっても経験や伝統となり、後輩への素晴らしいバトンリレーとなりました。スポーツを通して経験し成長し合ったことでは無いでしょうか。

 さて、スポーツと言えばこの夏はリオのオリンピックでは、世界トップレベルの様々なスポーツが行われました。鍛え抜かれたアスリートのパフォーマンスは、強さや美しさを感じます。また、そこに至るまでの選手それぞれには、計り知れない積み上げた苦労があり、その選手の生き様にも感動を覚えます。
 そこで、学期のはじめにあたりお話ししたいことは、リオのオリンピック同様に、私たちに日本人としての誇りを感じさせてもらったイチロー選手の話をしたいと思います。
日本で天才バッターとして名をほしいままにしていましたが、メジャーで果たしてどこまで活躍できるかは、懐疑的な目もありました。しかし、先日、イチロー選手は、メジャーリーグで3000本安打を達成しました。ひとくちに3000本と言っても大変な数です。長い歴史のメジャーリグでも30人目という偉業、成果を重んじるアメリカでは、この結果を高く評価、偉業達成後のチームメイトから祝福を受けるイチローの姿が印象的でした。
彼は、誰もが無理だと思っていることを実行し、数々の偉業を成し遂げています。それらを成し遂げることによって、次の挑戦へのモチベーションに繋げています。彼にとって目標は50才までプロとして野球を続けることだそうです。そのためにどんな環境や周囲からの声にも自己を確立し、ぶれることなく地道なトレーニングを続けています。天才バッターといわれていますが、彼を支えるものは「努力」そのものなのです。そして、「目標」とそれに向かう「強い意志」を持った人間は、不可能を可能にすることができる。このことをイチローは教えてくれています。
 成長のためのヒントは、この「目標」とそれに向かう「強い意志」です。
そのための自己鍛錬の場が、授業や行事での本気の取り組みです。イチロー選手と同様、考えて、拘って、課題を見つけ克服する、地道な努力があってこそその先に成長の扉が開かれます。
 さあ、いよいよ2学期に入ります。この学期は体育大会はじめ行事も充実しています。人間的にも成長できる学期です。「実り秋」とも言いますが、一生懸命に取り組む時期、これまで取り組んだ成果が出るのもこの学期、日々の学校生活を大切にして欲しいと思います。今こそが力を蓄えるとき、自己向上を図ることを期待して式辞とします。

                                     平成28年9月1日(木)

                                        校長 藤 永 直 也