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学校からのお知らせ

花の饗宴Ⅸ(花の生命が奔出する花らんまんの春)
2015年04月20日

「日本は年間を通して花が絶えることはない。 花の生命が奔出する花らんまんの春、百花りょう乱の夏、千草の花競演の秋、満月荒涼の中に萌える冬の花。山紫水明にして正確にめぐり来る四季を抱いたこのすばらしい国・日本には驚くべき種類の花が咲きほこり、それを日本人は大切に愛し続けて育ててきた。花を見て心を和(なご)め、その「心」から風雅の道として花を生ける芸術まで生んだ。」

                                 (「ベスト・エッセイ2014」日本文芸家協会編、「春の桜は花と餅」、小泉武夫、p171より)

 

 今日4月20日は二十四節気、「穀雨」の日。「百穀を潤し、芽を出させる雨」(穀雨)が降るとされるこの季節、花も山の新緑も眩しいばかりに輝いています。

 

 さて、学校では4月8日(水)の始業式で2年生から過年度生41名が2週間ぶりに登校し、お互いに元気な姿を確認しました。

 

 9日(木)の入学式では新入生16名を迎え入れ、生徒総勢57名(県下夜間定時制最大)、教職員18名で新年度がスタートしました。

 

 生徒、教職員ともにそれぞれの「花」を開花させるべく、花が育つ「土壌」(教育環境)の改良をめざし、土を耕し続ける(*耕不尽)1年でありたいと思います。

 

    *耕不尽 : 人の心は田のように、耕せば耕すほど肥沃になり、磨けば磨くほど光り輝き、その行程は限りがない。 

           (中国の古語より)

 

草柳大蔵さんが「礼儀覚え書」(平成12年6月初版、グラフ社)の中で次のように言っています。

 

 「ふだん、環境には自然環境、社会環境の二つが挙げられます。(略)でも、私は人間にとって、もうひとつの環境があるように思います。私のいう第三の環境は、人がその気にならなければできにもので、心の環境と名付けてよいものです。(略)たとえば、新潟県の長岡市ではバスで通学する小・中学生が停留所で降りるとき、運転手さんに「ありがとう」と声をかけて降ります。よその町から転任してきた人は、その姿を見るたびに「ああ、よい町に来たな」と誰でも思うそうです。挨拶とは「心をひらいて相手にむかう」という意味なのです。相手に心をひらかれれば、誰でも気持ちよくなるでしょう。」

 

日田高校定時制では今年も、 “eye察”(観察・推察・省察)の習慣化を目指します。

 

 「まず、登校したら先生、友達の目(eye)を見て挨拶をする。まず、相手の様子(外見・内面)をよく「観察」する。そして、うれしそうにしていたり、いらいらしていったり、元気がなかったら、「どうしてだろう?」とその理由を「推察」する。最後に、そんな友達と私はどんな関わりをもっただろうか、一緒にその気持ち(喜怒哀楽)を分かち合っただろうかと自分自身を「省察」する(振り返る)。

 

 

「想像力」という漢字を見ると、「相手」のことを、「心」から「想い」、相手の「象(ショウ):物の形、目に見える姿」に「人」が「そっと近寄って行く」力、と書いています。

 

 想像力をしなやかに、たくましくすることが、思いやりの心(恕)につながり、相手のことを思いやる心や言動は巡り巡っていつか自分のところに帰ってくるのだと思います。 

 

 

 

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     *定時制玄関 (本校卒業生 安養寺義光様 寄贈)                *西光寺(市内城町)掲示板 

 

 

 

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                                     *正門付近のツツジ

            

 

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                  *定時制職員室前のロッカー               *3年生女子が植えたイチゴがこんなに大きくなりました

 

 

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 ある朝、花に水をまこうと蛇口をひねりましたが水が出て来ないことがありました。

 

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「???」と思ってホースの先を先を見ると・・・(ホースが「ストップ」に設定されていました。)

 

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 生徒がどんなに光り輝くダイヤモンドの原石をもっていても、学校の教育環境のなかにそれを押しとどめておく「何か」があれば一大事です。

 

「教師が最大の教育条件であり、教育環境である。」とよく言われますが、教師は「教える師」であると同時に、生涯学び続ける「教わる師」であり続けたいと思います。 (倉)