
学校からのお知らせ

日出総合高等学校では、健康に関する学習として、ぞれぞれの学年でテーマを決めて、「保健講話」というものを行っています。講話では、学校外で活動されている様々な方をお呼びして、からだや心についてのお話をしていただきます。
今回は、2年生のテーマである「薬物乱用防止」について、9月10日(木)に「大分ダルク」の皆さんにお越しいただきました。
ダルクとは、
Drug(ドラッグ→薬物)
Addiction(アディクション→病的依存)
Rehabilitation(リハビリテーション→回復)
Center(センター→施設)
の頭文字を取った名前で、薬物依存をはじめとする、様々な依存症※¹に対してのリハビリを行っている、民間の団体です。
実際に、薬物やアルコール等の依存症になってしまった方々から、
「なぜ、薬物を使用してしまったのか」「薬物を使用した後、からだや心どんな変化があったのか」
「自分が依存症になったことで、周りの人たちにどんな影響が出たのか」等・・・
ご自身の体験を、お話ししていただきました。
依存症になったきっかけには、「先輩から誘われて」「好奇心から」「人とのかかわりに悩んでいた」「辛いことがあって」など、その理由の多くが、だれもが感じることばかりでした。
そして、お話ししてくださった皆さんすべてが、依存症になってしまったこと、薬物を使用してしまったことを、とても後悔なさっていました。
自分の辛い、ここでは言い表せないような体験をしたことを、話すのはとても勇気がいることだと思います。
しかし、日出総合2年生の、これから先の未来のために、「絶対に使用しないでほしい」という思いのために、お話をしてくださいました。
2年生も、その思いを受けてか、真剣な表情で講話を聴いていました。
講話の最後に、2年4組の渡邊涼介さん(日出中卒)が、感想とお礼の言葉の中で、「人から勧められても、絶対に断る」という、強い決意を示して、講話は終了しました。
大分ダルクの方々、本当にありがとうございました!
また、この記事を見てくださった中学生の皆さん。日出総合は特色のある様々な学科だけでなく、からだや心を健康にする学習も行っています!また、ぜひホームページに、足を運んでください!