
進路

10月28日に2年生を対象とした外部講師授業が実施されました。
大分労働局の主催する「高校生職業意識形成強化事業」の一環で,早期離職の防止と就職意欲の向上を目的とし,県内の事業所から講師を派遣していただき,働くこととはどういうことかについて学びました。
初めに、大分交通株式会社 管理部次長の野崎隆行様より「社会人として働くということ」と題して,働く目的についてのお話がありました。学生のアルバイトと社会人として働くことの大きな違いは「自分を成長させ、社会と繋がる」という視点があるかどうかであるという指摘に、ハッとさせられた生徒が多かったようです。
次に、日本労働組合連合会大分県連合会 副事務局長の浅見陽央様より「社会へ旅立つ皆さんへ」と題して,どんな働き方があるかと早期離職をしなくて済むために今何をしておくべきかについての説明がありました。自分がやりたい事を職業にできれば素敵な人生になるので、少しでも夢に近づくには、まず、情報を自分でとりにいくべきであり、その具体的な方法についてアドバイスがありました。
まだまだ先の事と考えていた就職が、実は、すぐにでも準備を始めなければならない時期にある事、給与や休日の事しか考えていなかったけれど、仕事を選ぶ前に考えるべきことが沢山ある事などを意識させられる講演でした。つい、後回しにしていた「自分の将来について考える」ことをそろそろ本気で始めなければならない時期になりました。3年になって、あるいは仕事をし始めて後悔しなくていいように、早速行動を開始したいですね。