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学校からのお知らせ

第74回入学式 校長式辞
2019年04月10日

 4月9日に行われた入学式の校長式辞の全文を掲載します。

      大分県立別府鶴見丘高等学校 第74回入学式 式辞

「ああ豊洋の空晴れて、鶴嶺天を衝くところ」
 山々は若葉が芽吹き始め、空と海が一層青くきらめきを増す春爛漫の今日の佳き日に、多数のご来賓と保護者の方々のご臨席を賜り、大分県立別府鶴見丘高等学校第74回入学式を挙行できますことを、衷心より感謝申しあげます。

 ただいま入学を許可しました240名の新入生の皆さん、入学おめでとう。在校生、教職員と共に、心から皆さんを歓迎します。
 本校は、明治四十三年に別府女学校として開校し、国内外、各界各分野で活躍する人材を輩出してきました。創立百九年を迎えた伝統ある普通科進学校であると同時に、学校行事や部活動が大変に盛んであり、未来のリーダーとして、高い学力と豊かな人間性を兼ね備えたタフな人材の育成を進めています。

「自由を叫び、知をひらき、起ちて果さん我が使命」
 校歌の中の私の好きなフレーズです。今まで二万九千を超える卒業生が、本校で学びを深め、大きな夢に挑戦する覚悟を胸に、巣立って行ったことと思います。
 これからの社会は、急速なグローバル化やAI・IOTなど情報通信技術等の進展に伴い、人・物・情報や様々な文化・価値観が国境を超えて流動化する、これまで以上に変化の激しい時代を迎えることと思われます。
 一方、少子高齢化は今後も続くと予想され、地方創生が大きな課題となっており、誰もが経験したことがない課題に対し、果敢に立ち向かっていく、たくましく自立した人材が求められています。
 皆さんには、将来、グローバル社会のリーダーとなる、また、地域に活力を与え、業(仕事)を興す、業を創ることができる人になってほしいと思っています。
三年間の学びのスタートにあたり、三つのことを伝えたいと思います。

 まず、「好奇心を大切にする」ということです。
全ての学びは、皆さんの「知りたい、やりたい」から始まります。分からないことを大切に、興味があることを増やしていき、疑問や課題に、主体的に取り組み、解決する喜びやそこで得た感動を、自分の自信につなげてください。

二つ目は「考えることを大切にする」ということです。
 学生時代は、「自分探しの旅」、「夢を探す旅」であるとも言われます。
夢や目標は、そんなに簡単に見つかるものではありません。授業や部活動、学校行事等の活動に積極的に参加するとともに、人や本との出会い、多くの経験、さらに、その中で抱いた疑問を自分の頭でしっかりと考える過程で、自然と大切にすることが見つかっていくのだと思います。

最後の三つ目は、「いのちを大切にする」ということです。このことは、全ての教育活動の原点であり、我々教職員が一番に考えないといけないことですが、皆さんにも、これからの三年間で考えてほしいことでもあります。
 皆さんは保護者の方々に対し、これまで、慈しみ育んでいただいたことへの感謝の想いを胸に本日の入学式を迎えたことと思います。今の気持ちを忘れず、日々を一生懸命に生きること、そして、自分と同じように、周りの人たちのいのち、これは価値観や個性も含めてですが、互いに尊重し合うこと、磨きあうこと、高め合うことを大切にしてください。

 保護者の皆様におかれましては、お子様のご入学誠におめでとうございます。本日から大切なお子様を責任を持ってお預かりいたします。本校は、「質実剛健」の校訓のもと、「主体性」や「協働性」を育む教育を進めています。学校・家庭が一体となってお子様の成長を見守っていくため、本校の教育方針へのご理解・ご協力をお願い申し上げます。

 結びに、入学生の皆さんが、本校の学びにより、自信を持って社会に高く羽ばたくことができるよう、教職員一同全力で邁進することをお誓い申しあげ、式辞とします。

「集いて若き一千の、希望は高し嶺の雲」

 平成三十一年四月九日              
                       大分県立別府鶴見丘高等学校  校長  姫野 秀樹