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校長室

平成27年度第1回入学式 校長式辞
2015年04月09日

生きとし生けるもの全てに、生命の息吹を感じる希望の季節がやってきました。この佳き日、多くのご来賓の方々、保護者の皆様をお迎えし、大分県立別府翔青高等学校第1回入学式を、このように盛大に挙行できますことは、私ども教職員はもとより、新入生にとりましても、この上ない喜びであります。高壇からではございますが、心から厚く御礼申し上げます。

 

先ほど、大分県教育委員会松田順子教育委員長からの開校宣言、そして校旗を拝受し、本日ここに大分県立別府翔青高等学校が開校しました。この新しい高校は、別府青山高校、別府羽室台高校、別府商業高校の3校を発展的に統合した、3つの学科を併置する1学年8学級の単位制高校であります。これまで3校が築いた伝統と実績を引き継ぎ、「知・徳・体」のバランスの取れた豊かな人間性を育てるという、学校教育の使命を深く自覚し、新たな歴史を刻んでいく所存であります。

 

その記念すべき第一期生として、ただ今、入学を許可した320名の新入生の皆さん、入学おめでとう。私たち教職員一同、心から皆さんの入学を歓迎します。今、皆さんの心の中は、大きな喜びと希望に満ち溢れていることでしょう。これまで支えてくださった方々に対する感謝の気持ちを忘れないでください。

 

この別府翔青高校の校訓は「自主誠心」「進取創心」です。

「自主誠心」は、「自分で考え行動すること、しかし自主であるが故に独りよがりになるのではなく、人への思いやりと誠の心を持つ。」という意味です。今、国内外の様々な出来事を見ますと、自分と異なる考え方や、それを伝える声に耳を傾けようともせず、そればかりか、それらを押しつぶさんばかりの対立を多く目にするようになりました。相手との考え方の違いを際立たせるばかりでは、いくら自主・自立を謳おうとも、周囲の理解は得られません。真の自主・自立は、誠実さと共にあるべきなのです。

 

「進取創心」は、「自ら進んで知識や技能の修得に励み、それを基盤にして、新たな独自のものに発展させる創造性を持つ。」という意味です。そのためには、先ずはしっかりと学ぶことです。中途半端な知識や技能は、それを使おうとする時、人はそれに縛られ囚われて創造力は発揮できません。それに対して、知識や技能をしっかりと修得したならば、そこから人は自由になり創造的なことに挑戦できるのです。

 

これらの校訓を基に、別府翔青高校は教育目標を「積極的に社会に参加する、責任と良識ある市民の育成」としています。皆さんは高校卒業後、進学や就職など、様々な進路を選ぶようになりますが、どのような進路に進もうとも、いつかは、自分のため、そして自分が大切にする誰かのために、働き、役に立ち、生きていかなければならないのです。ただ、大人になるだけではないのです。私たちが生きているこの地域、この国、そしてこの世界を構成する大切な一人として、責任と良識ある大人になって欲しいと思います。

 

この高校の校舎から、波穏やかで、青く光輝く別府の海を臨むことができます。

その海の彼方には、皆さんのまだ見ぬ世界が広がっています。

そして皆さんのこれからの人生には、良いにつけ悪しきにつけ、様々な、予想もしていなかった出来事に遭遇することでしょう。

そのまだ見ぬ世界、そしてこれからの人生という長い航海に備え、別府翔青高校で、荒波を乗り切るための知識と技能をしっかりと修得し、爆発せんばかりのエネルギーを蓄えください。そして船出するその日を待つのです。

その意味において、この学校は皆さんの、学び舎としての母校であり、船出に備える港としての母港でもあるのです。

 

終わりになりますが、ご来賓各位におかれましては、ご多用の中ご臨席いただき、誠にありがとうございます。これからも引き続き本校へのご支援・ご指導を賜りますようお願いいたします。

保護者の皆様方におかれましては、喜びもひとしおと存じます。本日から大切なお子様を、責任を持ってお預かりいたしますが、学校教育の成果を上げるためには、学校、家庭、地域が手を携え、力を合わせることが必要になります。これからの本校の教育活動につきまして、ご理解とご協力を頂きますようお願いいたします。

 

それでは、この別府翔青高等学校が、多くの人たちから信頼され期待される、特色と魅力ある学校になること、そして第1期生の皆さんが、卒業の暁には大いなる希望と誇りをもって、この学校から船出していくことを祈念しまして、式辞といたします。