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学校からのお知らせ

平成30年度 3学期終業式 校長式辞
2019年03月25日

チャンスは周到な準備をしたものだけにやってくる

 

 今日は、3学期の終業式です。あわせて、一年間の終業式になります。平成最後となる、この一年間を振り返ると、みなさんは、どのような一年間を過ごしたでしょうか?

 

 勉強に打ち込んだ人、部活動で自分の限界に挑戦した人、生徒会や専門委員会に取り組んだ人、友達がたくさんできた人、地域などのボランティアをした人など、多くの頑張りや成長が見られた一年だったかと思います。 

 反対に、まだまだ、自分の力を出せずに悔しい思いをした人やなんとなく時間を過ごしてしまい目標に届かなかった人もいるのではないかと思います。

 

 一年間では、365日、8760時間を過ごしたことになります。時間というものは、老若男女を問わず、だれにでも平等に与えられたものです。その時間を、どのように使うか。人生にとって、とても重要なことです。翔青高校の校長室には、中国の朱熹(しゅき)の漢詩『偶成』の額が 掛かっており、

    「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」

とあります。これは、若いうちはまだ先があると思って勉強に必死になれないが、すぐに年月が過ぎて年をとり、何も学べないで終わってしまう、だから若いうちから勉学に励まなければならないという意味です。

また、NHKのチコちゃんも番組の中で「ぼーっと生きてんじゃねえよ!」 

と無駄に時間を過ごさず、学ぶことの大切さを言っています。英語版では 「Don‘t sleep through life 」です。

 

 さて、2年次生は、4月から3年次生になり、すぐに進学や就職の準備が始まります。皆さんの大学などの推薦書や企業へ出す履歴書には、これまでの学業実績や取得している資格を記載します。1学期の学習評定や英検、簿記、情報処理などの資格が重要な資料となります。そのため、3年次の1学期は非常に大切な学期となります。「成績実績や資格がないために、自分の進みたい道に行くことができない」とならないよう自分の実力を高めておく必要があります。1年次生も 同様に 見通しをもって取り組むことが大事です。 

 

 新年度のスタートは、4月8日です。しかしながら、始まってから頑張ろうという気持ちでは遅いです。新学期のスタートダッシュは、春休みからしっかり準備をしておくことが重要です。

 

 世界で初めてニュートリノの観測に成功し、ノーベル賞を受賞した日本の物理学者 小柴昌俊氏は、「チャンスは 周到な準備をしたものだけに やってくる」と言っています。また、昨日現役引退を発表した 野球の大リーグのイチロー選手は、野球に対するしっかり目標を持っており、試合に備えて 周到な準備・体の手入れをすることで有名です。彼は、「しっかりと準備もしていないものに、目標を語る資格はない。」とまで、言っております。

 

 みなさん、明日から春休みが始まります。例年より2日長い16日間です。   勉強に部活動にしっかり計画を立て、周到な準備をして、4月8日の新学期にロケットスタートができるよう取り組んでもらいたいと思います。

 

 結びになりますが、皆さんの今年一年の数々の頑張りに敬意を表するとともに、新しい元号になった新学期に好スタートが切れるよう期待して、終業式の式辞とします。

平成31年3月22日

大分県立別府翔青高等学校

校長  阿南 典久