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学校からのお知らせ

平成30年度 2学期始業式 校長式辞
2018年08月20日
平成30年度 大分県立別府翔青高等学校 二学期始業式
 式 辞

この夏は、猛暑が続きました。大分県では、8月13日に日田市で39.9度を記録しています。全国でも、埼玉県熊谷市では41.1度を記録しています。皆さんは、この歴史的に暑かった夏休みをどのように過ごしたでしょうか?

受験勉強に打ち込んだり、部活動に頑張ったり、ボランィアや読書、旅行など、多くのことにチャレンジしたと思います。今日は、ひと回り大きく成長した皆さんの元気な顔を見ることができて大変うれしく思っています。

さて、大分県では、多くの高校が、今日8月20日が、二学期の始業日になっています。翔青高校も 本日が二学期の始まりです。校歌には、「秋は、湯煙が白く 実りの期待を抱かせる」とあるように、実りの学期です。青藍祭の文化の部や体育の部、英語や商業の資格試験、文化セミナー、福井国体や新人大会などがあり、そして、3年生にとっては、重要な進路決め、大学の推薦入試や就職試験が始まります。学校生活にしっかり取り組んで、充実した成果を出すことを期待しています。

ところで、皆さんに取組を深めてもらいたいことが一つあります。別府翔青高校では、開校以来、「積極的に社会に参加する、責任と良識ある市民性の育成」を教育目標にして、探求学習に取り組んでいます。少し分かりやすく言うと「世の中の様々な課題に関心を持ち、自分から積極的に考えて、体験や研究を通して、生き方や将来の仕事を考え、社会の一員として、気付き、考え、行動できる人になろう」ということです。

例えば、先日、「山口県周防大島で、行方不明になっていた2歳の男児が無事に発見された」ニュースがありました。発見した「スーパーボランティアの日出町在住の尾畠(おばた)さん78歳」も新聞やテレビで大きく取り上げられましたのでご存知の人も多いと思います。

このニュースから何を考えるか。一つは「尾畠さん」のこれまでお世話になった社会への恩返しという生き方の素晴らしさ。そのほか、自己完結型のボランティアとは。警察と消防による捜索体制。さらには、周防大島の人口減少による地域コミュニティの見守りの変化。島には過疎による空き家多くあったことなど、多くの視点から学ぶことができます。

大分県でも、別府市でも、人口減少が進んでいます。大分県の人口は、114万人。毎年、9千人ずつ減少しています。別府市でも人口が12万人を切りました。市は街の活性化、財政に苦労しています。少子高齢化が進み、人口減少になると、商店街も、学校もなくなり、地域が寂れていきます。買い物する店や学校が無くなっていきます。そのため、地域を活性化して人を呼び込み、人口が増そうとしています。皆さんも地方創生という言葉も聞いたことがあると思います。

このような地域の過疎化を見て、高校生が、取り組んでいるところもあります。地域活性化イベントの企画をしたり、行政に対策の提案をしたり、シャッター通り商店街の空き店舗を利用してショップを出したりと高校生が行動を起こしている新聞記事を、この夏休みにも見ました。

皆さんには、社会の一員として、身近なことからでも、社会に目を向け、何かに関心を持ってほしい。そして、探究的に学び、体験を深め、自分の行動や進路につなげてほしいと思います。

是非、二学期には、「一人ひとりが社会の一員として」、大きく成長することを願っております。

 

終わりになりましたが、2学期も、仲間とともに、明るく楽しく、元気よく、そして積極的に学ぶ学期にしていきましょう。

 

 平成30年8月20日    

大分県立別府翔青高等学校

校長 阿 南 典 久