一人ひとりの輝く未来に向かって!

全日
普通科
|
商業科
|
グローバルコミュニケーション科
全日
HOME > 学校からのお知らせ > 平成30年度2学期終業式 校長式辞

学校からのお知らせ

平成30年度2学期終業式 校長式辞
2018年12月21日

平成30年度 大分県立別府翔青高等学校 2学期終業式

式 辞 

 皆さん、おはようございます。2学期は、この体育館の温度も35度を超える猛暑の中でのスタートになりましたが、今は、その時の暑さがうそのように寒い日が続いています。

 日本は、四季のある国のひとつです。平安時代には、清少納言は「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて」と季節ごとの美しい時間帯を紹介しています。別府湾を見渡すこの翔青高校の地にも、季節ごとに趣を変えながら、寒い冬を迎えました。今日で、たくさんの行事と季節の移り変わりのあった2学期が終わります。翔青高校の校歌には、「秋は、湯煙が白く、実りの期待を抱かせる」とありますが、皆さんの2学期は、どのような実りがあったでしょうか。

 私は、まず、青藍祭を思い起こします。文化の部の初日は、ビーコンプラザで各文化部のステージ発表やビブリオバトル、探究学習やクラス演劇がありました。2日目は、学校会場での各文化部作品展示やクラスの企画展示、中庭ステージでのパフォーマンスが行われ、どれも素晴らしいものでした。

 体育の部では、今年は実行委員会が何ヶ月も準備を重ね、応援団と体育委員と協力しながら、体育大会を組み立て、競技ひとつ一つに一生懸命に取り組む姿がとても印象的でした。青藍祭の終了後のアンケートは、皆さん方の満足度が93%であり、生徒皆で作り上げた翔青青藍祭は大成功であったと思います。と同時に、皆さんが大きく成長をしたと感じています。

 また、学習面では、英語実務検定では1級および準1級に合格し、商業では日本商工会議所簿記検定2級に2年生で合格する生徒が出るなど、各種試験で頑張っており、普通科の模擬試験でも日頃の学習成果が出ています。

 さらに、進路面では、就職内定率が100%となり、大学や短大、専門学校への進学も自分の進路達成に向け着実に合格校を決めています。今後、1月の国公立大学を目指す54人が、センター試験の高得点に向けて、日夜頑張っているところです。

 部活動の面では、水泳部の田中君が、フィジーで行なわれたジュニアパンパシフィック大会において400Mリレー日本代表チームで日本新記録を出し、飛び込み競技の1年生山本君が、カナダで行なわれたインターナショナルCAMO大会で世界大会の銀メダルを獲得しました。また、フェンシング部1年生岡田さんがハンガリー国際大会に出場し、6月のヨット部も含め国際大会で活躍する選手がいる学校は翔青の誇りといえます。2020年の東京オリンピックでも選手に選ばれ活躍することを祈っています。

 さて、みなさん。

昨年末から今年にかけて、漫画も含めて200万部を超える大ベストセラーになった本を知っていますか? それは吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」という本です。本校の図書館にもあり、読んだことがある人もいると思います。

 その中で、主人公コペル君は、いくつかの出来事とおじさんの教えによって多くのことを学びます。生きる意味とは何か、学問がなぜ必要か、人間関係とは何か、悲しみや苦しみの意味とは何か。それらを考え悩みながら、自己中心ではなく、世の中の誰かのために、自分で考え、決断して生きていくようになっていきます。

 人は、多くの経験を積み、悩み、考え、自分の生きる道を探していきます。皆さんも、丁度今が、その時期ではないでしょうか。高校時代は、自分の生きる道を探し、生きる力をつける時期だと言えます。

 新年があけ、5月1日には、年号が「平成」から新しい元号となることが予定され、新しい時代がやってきます。変化の激しい現代社会の中にあっても、自分はどう生きるのか、自分の生きる道は何なのか。自分の目指す夢は何か。

新年の始まりに際して、一人ひとりしっかり考えてもらいたいと思います。

皆さんの2学期の頑張りに、心から敬意を表するとともに、新しい年も、一人ひとりが健康で大きな成長の年になるよう期待して2学期終業式の式辞とします。

平成30年12月21日    

大分県立別府翔青高等学校

校長 阿南典久