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学校からのお知らせ

平成30年度 1学期終業式 校長式辞
2018年07月20日

  グローバルな好奇心を深めよう!

 今日で一学期が終了しました。皆さんにとって、どのような一学期だったでしょうか。満足のいく一学期だった人、悔しい思いややり残したことがある人など一人ひとり様々な思いをしていると思います。

私が感じている全体的な感想として、

一年次生は、部活動の加入している人も多く、高校の授業にも慣れて充実した生活を送って様子が見られます。1-1の生徒と掃除をしていますがとても爽やかな挨拶をしてくれます。

二年次生は、6月に修学旅行や海外語学研修があり充実した学期だったのではないでしょうか。生徒会や部活動でも学習面でも一段と学校生活に意欲的になったような気がします。

三年次生は、最上級生として部活動での最後の大会を頑張りきりました。また全国大会に挑む人もいます。さらには、今度は自分の進路実現に力を注ぐ大事な時期を時期が来ているところです。

いずれにしても、頑張った皆さんの一学期の頑張りに心より拍手を送りたい。

 

 さて、明日から皆さんは夏休みに入ります。課外補修や部活動の大会などで忙しい人もいますが、大半の人は時間に少しは余裕ができ、じっくりいろんなことに取り組める時期です。

そこで、皆さんに、この夏、お願いしたいことがあります。

それは、「世界の出来事に目を向けてみよう」ということです。言い換えれば、「グローバルな好奇心を深めてほしい」ということです。

 私も、6月に、2-1の皆さんと初めてニュージーランドを訪問しました。

ニュージーランドでは、別府市の姉妹都市であるロトルア市に滞在し、語学研修は、本校の姉妹校であるウエスタンハイツ高校で行いました。期間中、私も市議会などで交流行事があり、その中でマオリの文化や歴史を初めて知ることができました。

訪問前は、ニュージーランドは羊のショーンみたいな羊がいっぱいというイメージでしたが、最近では牛の牧場が増えている状況でした。理由は、世界的に和牛が人気であること、その為、日本や中国に輸出する和牛やアンガス牛を育てているそうです。羊毛は、一部のメリノ種の高級なものはまだ盛んですが、近年、フリースなどに押されて採算が取れないので縮小していることを知りました。また、自動車は、7割が日本車です。新車も多くありましたが中古車もあちこちで販売されていました。遠い南の国ニュージーランドと日本の経済の深いつながりを感じたところです。

 

 今、世界では、多くの問題を抱えています。毎年8000万人規模で人口が増え続けており、食糧や、環境が大きな問題になっており、増え続ける人口を養うには地球が2.5個必要だと計算されています。また、紛争の問題や資源、経済、人権、国境、難民、子どもの教育など課題は山積です。

 日本では、人口減少が社会問題になっており、少子高齢化による労働者不足、介護・年金、地方の過疎化が大きな問題になっています。お隣の中国でも、一人っ子政策の影響で今後の少子高齢化になったときの国のあり方が問題となっています。

大分県内を見てみると、多くの外国人観光客が来てくれており(インバウンドといいます)が観光業は盛況となっていますが、少子高齢化が各産業に大きな影響を与えており、海外と結びついて産業を発展させようという計画もあります。

 大分県の前知事だった平松守彦さんが「グローバルに考えローカルに行動せよ」(シンク グローバル アクト ローカル)が当に必要かもしれません。

 

 翔青高校では、学習の重点として、探究学習を挙げており、社会の一員として自分の興味を持ったことややりたい仕事、自分の夢を、高校時代に「探り、極める」という学習をしています。社会を構成する一人として、関心や疑問を持ったことは、とことん追求してみることは大事です。その探求のフィールドとしてグローバルな視野を広げてほしいと思います。

 

高校時代には、実際に多くの外国に行くことは、難しいですが、テレビや新聞で世界のニュースを意識して見る、月刊「ニュースがわかる」などの社会的な本や国際雑誌を図書館から探して読む、身近な別府に住む外国の方と交流するなど、機会や方法はたくさんあります。

 

この夏休み、是非、グローバルな好奇心を深めてほしいと思います。

2学期に、成長した皆さんの姿を楽しみにしています。

平成30年7月20日

大分県立別府翔青高等学校

校 長  阿 南 典 久