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学校からのお知らせ

平成29年度第3回入学式校長式辞
2017年04月12日

 校庭の桜が今日の佳き日を待っていたかのように、今を盛りと花開いています。ただ今、大分県立別府翔青高等学校第3期生として、入学を許可した320名の皆さん、入学おめでとう。教職員を代表して皆さんの入学を心から歓迎します。


また、本日、お足元の宜しくない中、ご多用にも関わりませず、大分県議会議員 吉冨英三郎(えいざぶろう)様、別府商工会議所会頭 西 謙二様をはじめ、多数のご来賓の方々、並びに保護者の皆様にご臨席を賜りました。衷心よりお礼申し上げます

さて、新入生の皆さんは、恐らく人生で始めての試練であった入学試験に見事、合格し、本日を以って本校の生徒になりました。これは皆さん一人一人の努力の成果でありますが、同時に、ご家族をはじめとする多くの人の、励ましと支えがあったからだと思います。そうした方々への感謝の気持ちと、今日の感激を忘れることなく、これからの高校生活を過ごして欲しいと思います。
 
 本校は「自主誠心 進取創心」の校訓を掲げ、平成27年4月に開校しました。
「自主誠心」の意味は、「自分で主体的に考え行動する。しかしそれが故に独りよがりになることなく、人を思いやる誠実さを大切にする。」ということです。
現代社会は、国内・国外いたるところで、様々な対立の様相を呈してきました。自分と違う意見や考え方を認めない、寛容さが失われているような気がします。人への思いやりと誠実さのないところに、真の自主・自立はあり得ません。
「進取創心」の意味は、「新しいことに自ら進んで取組み、創造性を豊かに働かせる。」ということです。私たち日本人は長い間、欧米諸国から様々な文化や科学技術を学んできました。従って、これまでの教育に課せられた役割は、既にある知識と技能を生徒に伝え、それを効率よく再現する、そのことだけでした。しかし、今は違います。学びで得た知識や技能を、創造力を働かせながら、真の生きる力に転換することが求められています。

そこで本日、皆さんを別府翔青高校の生徒として迎えるにあたり、私から2つのことを励ましの言葉として送りたいと思います。
一つは、「学びを大切にする」ということです。
高校には様々な学びの機会があります。授業は勿論ですが、部活動、学校行事、ホームルーム活動などもそうです。そうした中で、自分は何を知って、何を理解しているのか。これまで得た知識や技能をうまく使っているのか。自分は偏ったものの見方をしていないか、また、思い込みで判断をしてはいないか。そして、自分に足りないものは何なのか、そうした視点を持つことが、「学びを大切にする」ということなのです。つまり、人は何故、学ぼうとするのか。それは「自分自身と向かい合うため」だと言っても良いのです。
もう一つは、「簡単に諦めない」ということです。
「『出来ない』と言うより、『出来る』と言う方が易しい。」と言った人がいます。飛行機のような速さで、しかも正確な時間で、何百キロもはなれた都市と都市を結ぶ新幹線、それを設計し、開発した島秀雄という人の言葉です。
彼の考えになぞらえるとこうなります。「本当に出来ないことなのだろうか。出来ないというならば、何千何百とある解決の方法を全て試してみたのだろうか。だから、出来ないと言い切ることの方が本当は難しい。」と…。

これからの高校生活で、皆さんは色々なことに遭遇し、様々な経験をすると思います。しかし、いつの時にあっても、校訓の「自主誠心 進取創心」を心に留め、安易に、「出来る」とか「出来ない」を判断せずに、学びを通して、自分と向かい合って欲しいと思います。学びは、きっと、将来、皆さんが活躍する世界を広げ、可能性を高めていくことにつながって行きます。

最後になりましたが、保護者の皆様に一言ご挨拶申し上げます。本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。私たち教職員は、皆様のご期待に応えるべく、誠心誠意、全力を尽くして参る所存です。保護者の皆様には、どうか本校の教育方針にご理解いただき、ご協力を頂きますようお願い申し上げます。

それでは、第3期生の皆さんが、この別府翔青高等学校の一員としての誇りと責任を胸に刻みながら、楽しく、そして充実した高校生活を送ることを祈念し、式辞といたします。

                                      平成29年4月11日
                                       大分県立別府翔青高等学校
                                           校 長  辛島 信昭