全日
普通科
全日
HOME > 校長室 > 第47回 卒業式 式辞

校長室

第47回 卒業式 式辞
2013年03月01日

                          式      辞

   日に日に春の訪れが感じられるこの佳き日、多数のご来賓並びに保護者の皆様方の
ご臨席を賜り、ここに大分県立別府青山高等学校第47回卒業証書授与式が、かくも盛
大に挙行できますことに対しまして、心から感謝申し上げます。
   ただ今、百五十八名の卒業生に卒業証書を授与いたしました。
   卒業生の皆さん、卒業おめでとう。保護者やご家族の皆様、並びに卒業生の成長を願い、
見守り、ここまで立派にお導きくださった多くの方々には、さぞかし、お喜びのことと拝察いた
します。
   希望に胸をふくらませ、別府青山高校の正門をくぐり、桜の花が咲き誇る道を進んだあの
日から、早3年が過ぎようとしています。今、皆さんの胸には、3年間のいろいろな思い出が
よぎっていることでしょう。クラスや部活動での何気ない友との会話、授業中の先生方との
やりとり、体育大会・青嵐祭・クラスマッチ・修学旅行などの学校行事。青山高校での出会い
と思い出は、皆さんの一生の宝物です。
  中でも第84回選抜高等学校野球大会の思い出は格別でした。選手諸君は選抜ベスト4
に入った強豪関東一高を相手に一歩も引かず堂々と戦い、小規模の県立普通科高校でも
全国で立派に戦えることを示してくれました。全校生徒は片道10時間の行程をものともせず、
また千人を超す相手大応援団に負けない声援と整然とした姿で選手を励まし、別府青山高
校の名を全国に轟かせてくれました。全員が心を一つにして戦った甲子園での記憶は、青春
の一ページとして、皆さんの心に強く刻まれたものと確信しています。
実業家で日本航空の再建に尽力された稲森和夫さんは、その著著の中で、「人生の成果は、
能力×熱意×考え方であり、中でも考え方が最も大切である。」「考え方の基本は、明るく前向
きで、謙虚な心と感謝の心を持つことです。」と述べられています。
また、前日本将棋連盟会長の米長邦雄さんは、「運を育てる」という本の中で、「勝利の女神
に愛され運をつかむのに必要なのは、明るい笑顔と謙虚さである」と述べられています。
   共に、「明るい笑顔、謙虚さ、前向きな気持ち」の大切を示されています。
   私たちはいま、先行きの見えにくい「混迷の時代」を生きています。皆さんもこれから生きて
いく中で、苦しみや辛さに押しつぶされそうになる時があると思います。そのような時、青山高校
での日々を思いだしてください。青い山、青い海、青い空に囲まれ白く輝く青山高校の校舎を思
い出してください。その思いが皆さんに力を与えてくれます。そして、青山高校の校訓である
「明るく、強く、心温かい」気持ちを胸に、どんな時にも「笑顔と謙虚さ、そして前向きな気持ち」を
忘れず、人生の成果を求めて突き進んでください。必ずや皆さん一人一人の人生は、女神に
微笑まれ、実り多く輝くものとなるはずです。
   結びになりますが、本日ご臨席賜りましたご来賓の方々並びに保護者の皆様方の本校に対
するこれまでのご理解とご支援に対しまして、改めて敬意を表しますとともに、心から厚くお礼
申し上げます。
   卒業生の皆さん、それぞれの人生の成果の実現に向けて、与えられた時を力強く生き抜いて
ください。皆さんの洋々たる前途を祝福し、皆さんの人生に実り多きことを祈念して式辞といたし
ます。

      平成25年3月1日
                                  大分県立別府青山高等学校  
                                             校 長       大 塚 忠 巳

PDF形式:91KB