
学校からのお知らせ

多くの先生方で繋がれてきたメッセージリレーですがいよいよアンカーを迎えました。
アンカーは、スタート切った3名の学年主任の先生方です。
ステイホーム週間が過ぎ、5月7日に安高生全員が明るく元気で登校できることを祈っています。
3年学年主任 永松かおり先生(国語科)
安心院高校のみなさん、その後どんな生活をしていますか?
3年部の永松かおり(国語)です。
早いものでメッセージリレーもアンカーになりました。
私は陸上競技部の顧問なので、アンカーとして駅伝のことを書きますね。
安心院高校はこの3年間有志たちの協力で高校駅伝に出場しています。
他の学校は陸上部員が日々練習を積み重ねて出場しますが、安高生は8月から大会の11月までのにわか仕込みの練習で出場します。それでも、安高生は本番では必ず練習時のタイムを上回ります。それは、地域の方々の応援があるからです。
秋晴れの空の下、広大な田園風景の中での快走。そして、その走りを見守ってくださる地域の人々の温かさ。安心院はまさに「駅伝の里」だと思います。
この温かい地域の中で育てられていることに感謝し、この緊急事態を乗り越えましょう。
周囲の方々の声援があれば、きっとみんなは好タイムで走れるはず。
学校再開後には、受験に向けて力走しているみんなの姿が見られるものと信じています。
2学年主任 堀田 秀俊先生(理科;物理)
In the middle of difficulty lies opportunity.
これは有名な物理学者であるアインシュタインの遺したことばです。このような困難な状況にこそ機会があることを言っています。助走が長い分だけ大きくジャンプできると信じて、家庭でできることに取り組んでいきましょう。
1年学年主任 橘 美和子先生(国語科)
新型コロナウイルスの大きさは0.0001㎜。
東京オリンピックの延期、センバツ、インターハイ、NHK杯も中止。
うちの近所の大商野球部員の念願かなった夢も、高3のうちの娘の大きな目標も、前任校で「今年も行こう」と一緒に頑張ってきたNHKホールのステージも。悲し過ぎです。
人間って大きさの割にはちっぽけですね。
5月1日は立春から数えて88日目、八十八夜です。新茶の茶摘みも最盛期。安心院高校の周辺も緑がまぶしくなりました。ステイホームの連休が明けたら、高校生の明るい笑顔に会えますように。来年のゴールデンウィークは普通でありますように。
0.0001㎜の、小さくて、思った以上に大きいやつに奪われた日々を、将来、懐かしく振り返る時が来ると信じて、このつらい日々を、私たちの、大きな生きる力にすると誓って、7日の再開に向けて、職員室で濃いめの緑茶を飲んでいます。
皆さんを待っていますよ。鍛えてやります。だから、学習の準備をしっかりしておいて。