
学校からのお知らせ

7月14日(火)
3年生専門コース「課題研究・商品開発」において、三和酒類(株)安心院葡萄酒工房の古屋浩二工房長をお招きした特別講演会を実施しました。これは、「5年後を見据えた『確かな地域連携』、『学校魅力度』の向上」という学校経営重点目標を踏まえた実践の一環〔CASE・PJ〕 として行われたものです。① 「地域の特色・資源」を活かすこと、② 「地域との関わり方」を考えること、③ 「キャリア意識の高揚」と「主体的学習姿勢の涵養」に努めること、④ 地域おこしの視点から「グローカル教育のあり方を模索する」こと、を基本的な考え方とし、「専門教科授業内」における学習題材の一つとして、今年度から取り組み始めました。
講演では、「地域の特産物を活かした商品開発 ~ ワイン作りについて~」 をテーマに、「安心院町でブドウ栽培が始まった経緯」や「ブドウから生まれる付加価値」、さらには「国内・世界を意識した商品開発」 ・「製造現場における5Sの大切さ」など、盛りだくさんの内容が紹介されました。自分たちが暮らす地域の在り方をこれまでにない視点で考える貴重なきっかけを示していただきました。
※〔CASE・PJについて〕
学校経営重点目標を踏まえ、今年度から「地域おこし」をテーマに、小中高10校連携一貫教育の経験を活かした試みを始めました。具体的には三和酒類(株)安心院葡萄酒工房様の協力下、本校の農園で育てたぶどうを使って同社がワインをつくる過程を、学習活動の題材としています。異校種との学びの継続性にも配意しながら、授業において「農・商・工・家庭」の各コースが連携しながら合教科的学習(校内6次産業化教育)を行うことで、地域とのかかわりを踏まえた「キャリア教育・主体的学習姿勢」の育成に努めているところです。なお、CASEとは、Connected(繋がる)、Autonomous(自主的に)、Shared(共有する)、Empower(力を与える)の頭文字をつないだものです。
〔外部サイト〕 三和酒類(株)安心院葡萄酒工房様 ホームページ http://www.ajimu-winery.co.jp
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左の写真;講演する古屋工房長
中の写真;生徒からの質問
右の写真;全員で記念写真